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PM2.5

04 10月

昨日の日本
中国から飛来する有害な微粒子PM2.5が問題になっている。しかし、考えてみると、日本の産業の発展は同時に公害を産み出してきたように思う。

明治時代には、 足尾銅山の鉱毒垂れ流しが流域の渡良瀬川流域に大きな被害を与えた。現在では「日本の公害運動の原点」とも言われている。

大正時代には、 神通川流域では、農作物に被害が広がり、カドミウムによるイタイイタイ病が発生。

昭和に入ると、水銀による水俣病が広がった。最初は、猫などの小動物に異常な動作がみられるようになり、やがてそこに住む人間にも現れてきた。水銀に汚染された魚介類を食ベたからだ。

また、四日市の石油コンビナートの稼働による近接地域の呼吸器疾患の多数発生。これらは「四日市喘息」と呼ばれた。

その後も、新潟県阿賀野川流域で有機水銀に侵された食物を摂取したことにより第2水俣病が発生した。

東京近辺では、光化学スモッグが発生した。首都圏(東京、神奈川、千葉など)で、夏の運動場にいた生徒たちが眼やのどの痛み、めまい、呼吸困難、痙攣等の症状が多数発生したのだ。

これらは公害のごく一部だ。日本は公害先進国であったのだ。その経験をめざましい経済の発展している中国で生かせないのだろうか。

狭い地球で、信頼し合うよりも、被害者意識を持ち憎み合うことの方が遙かに多い。人間とはなんと悲しい動物なんだろうか。

中国の公害をどう見るか、発展途上国の公害をどう見るか。それらはいつしか傍観者である近隣諸国にも降りかかる大きな問題になり得るのだ。知恵を寄せ合ってほしいものだ。

 

今年は里芋もショウガも素人の私には大豊作だったと思う。どちらも希望者には差し上げたい。

今年は里芋もショウガも素人の私には大豊作だったと思う。どちらも希望者には差し上げたい。

(日記 午前中は、創作紙芝居の絵描き作業。午後は、親戚へ送るために里芋とショウガを収穫した。どちらもデキはよい方だ。その後、再び紙芝居の絵描き。夕食後家内と夜間ウオーキング。週3回は歩こうと決めた。

 

 
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Posted in 政治

 

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