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Archive for 10月 20th, 2013

臨機応変

20 10月

種々の経験が生きる
最近思うことがある。臨機応変に物事に対処する力が現代人から失われていく様な気がしてならない。IT時代になったからだろうか、それとも、時代が高度になったからだろうか。

どのような場面であろうと、“臨機応変”に物事に対処する能力が必要だ。しかし、自分で考える機会が失われた現代では、全ての判断が他人任せになったり、マニュアル任せになっている。

また、そのようにしてきた今の時代の組織にも問題があるような気がしてならない。今一番望まれるのは、既存の知識を頭に詰め込むことではなくて、知識や知恵を場面に応じて活かす“臨機応変力(こんな言葉はないかも知れない)”ではなかろうか。

今回の豪雨で、「警戒警報を出さなかった役場の責任」は免れないにしても、町民の誰かが事の重大さを認識して避難したり誘導することができなかったのだろうか。

こうした臨機応変に物事に対処する力は、教室の中だけでは得られない。教科書からだけでも得られない。自然の中で遊び、自然の怖さを実感した者でなければ得られない。

人と人との関係が疎遠になりつつある現代、こうした力を身に付けることは困難になるだろう。臨機応変に対処する力は、また人と人との関係をよりよくする力でもあるのだから。

綱引きで健闘する片瀬区民(南中体育館で)。

綱引きで健闘する片瀬区民(南中体育館で)。

(日記 今日は、『猪野瀬地区町民運動会』のある日だ。雨天のために、屋内での運動会になった。従ってテントなどの準備は要らない。午前8時に役員は準備のために集会所へ集合。そして、会場となる南部中学校の屋内体育館へ。かつて、当区は優勝の常連だったが、近年は下位争いに甘んじている。今日は7チーム中5位。閉会式の後、例によって抽選会。その後、村へ帰って集会所で反省会。若者が参加してくれたのがせめてもの救いだ。)

先日教えた子どもたちは『平泉寺町民運動会』でしっかりと踊ってくれたようだ。(平泉寺の公民館主事Kさんより送られた写真)

先日教えた子どもたちは『平泉寺町民運動会』でしっかりと踊ってくれたようだ。(平泉寺の公民館主事Kさんより送られた写真)

 
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Posted in 教育