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集落に迫る猪

12 10月

集落に現れる動物たち
地球は人間のためにだけあるわけではない。しかし、人間は全ての動物の頂点に君臨してきた。そして、邪魔な動物はこの世から抹殺しようとしてきた。

また、狩猟の対象となった動物を絶滅に追い込んだ場合もある。毛皮や肉などを取ったためだ。像なども象牙のために数を減らしている。

それぞれ立場があるので簡単には論評できない。しかし、共存という考え方もある程度は必要だ。

今朝、村の人から、猪が家の屋敷に現れた。子どもたちも怖がっている。駆除してほしいというものだった。

役所の知人に聞いてみると、檻を仕掛けるしかないだろうということだった。最近では、山際の民家や田畑まで猪は降りてくるようになった。

山際の田んぼでは、もはや電気柵も無力だ。隣の平泉寺では鋼管に金網を張った檻で田んぼを囲っている。我が村では、まだ電気柵でしのいでいる。

しかし、山際の竹藪などは竹の子はほとんど猪に掘られてしまっている。この他、カモシカもよく出くわす。クマも時々人里へ下りてくる。

市街地に近い我が村でもこのような状況だから、もっと奥地の集落は今後過疎化に拍車がかかることになるだろう。

地域に住むには、そこに住むだけの理由がなければ若者は定着しないだろう。野生動物との共存は、今後の集落の存続にも関係する大きな課題だ。

 

親子太鼓の練習。

親子太鼓の練習。

(日記 午前中は、紙芝居の描画作業。午後も作業を継続。午後4時より親子太鼓の練習。少しずつ子どもたちの腕は上達している。11月3日の舞台が楽しみだ。午後7時半から、明日の繊維祭りに出演するために銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の練習。)

 
 

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