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村の子ども達と区民の関わり

06 9月

いつの間にかいなくなる子ども達
  村の子ども達は、生まれてるすぐに保育園へ預けられることになる。そして、小学校入学。家族が働いている場合には放課後は児童館(または児童センター)。

 中学校になると、学校で授業を受け遅くまで部活動。高校時代もよく似た生活スタイル。村の子ども同士が関わるのは、小学校の子供会ぐらいのものだろうか。

 高校を卒業をすると、大学または就職などで市外、または県外へ出て行く場合が多い。就職しても多くは福井方面で勤めるために、朝早く出て行って夜遅く帰るために区民との接触は非常に少ない。

手に入れることができた『浦安の舞の衣装』

手に入れることができた『浦安の舞の衣装』

 女子の場合には、いつのまにか結婚してしまってどこの誰だか分からないうちに村を去ってしまう。たまに里帰りをしても、地域の人と接することは皆無だろう。

  昔は、祭りなどの村の行事、報恩講などの家庭の行事、種々のお寺の行事、四季折々の村での農作業、……などがあって、大人と顔を合わせる機会は多かった。

  子どもの側から見ても、大人の顔や名前が一致している場合が多かった。しかし、今は車社会になり、多くの行事は廃止されたり、簡素化されて区民と子どもの接点は激減してしまった。

  今の、子ども達はほとんどの大人の名前を知らないだろう。大人も同様に子どもを見てもどこの子どもか分からないだろう。このように、子どもたちと区民の接点はどんどんなくなっていくのだ。

  村の祭りを重視し、女の子達にも、『浦安の舞』を舞ってもらって祭りを盛り上げると共に、村でのよき思い出を作ってもらいたい。それと同時に、大人達にはどこの誰かを知ってもらいたい。

 そんな気持ちで、祭りの充実を目指して3年になる。今年は、『浦安の舞』の衣装も、宝くじの補助金で手に入れることができた。中学男子の有志が『獅子舞』を舞ってくれることになっている。

 みんなで子ども達の活躍に関心を持ち、村の子ども達を暖かく見守っていきたいものである。生活スタイルの変わった今こそこうした方面に力を入れていきたいものだ。

順調に育っている我が家の里芋(左)とショウガ(右)

順調に育っている我が家の里芋(左)とショウガ(右)

(日記 午前中、『浦安の舞』の衣装や小物に「宝くじ」のマークを取り付け、写真に写した。午後は、畑を耕し、大根を植える場所を作った。家庭菜園作業の後、里芋とショウガの出来具合を見た。まあまあのできだった。)

 
 

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