「さあ、出かけよう!錯視さがしの旅!」
朝、新聞を見ていたら、子ども歴史文化館の特別展『フシギフシギノクニ』は今日が最終日だという。一度見たいと思っていたので、昼食後、家内と二人で福井へ向かった。
さすが、最終日。駐車場は車で一杯。500m離れた福井市保健センターで駐車しなければならないという。それなら、福井の娘の家族も誘っていこうということで、二人の孫と一緒に、再度、子ども歴史文化館へ。
三国港の突堤などを設計したオランダ人技師エッセルの生誕170年にちなみ、その息子で、だまし絵で有名な画家エッシャーの作品も展示してあるのだ。
館内へ入ると熱気むんむん。たくさんの親子が見に来ていた。見る方向によっていろんな見え方がしたり、見ル方向によってあるモノが消えたり、実際とは違うように見えたりするのだ。
また、同じ色でも周りの状況によって違う色に見えたり、同じ大きさのモノが異なり大きさに見えたり、平行線がそうでないように見えたりするのだ。
よく『百聞は一見にしかず』と言われるが、人間が見ているモノも正確なようで、実は心理的な影響を受けて、実際とは異なって見えるのだ。それが、錯視であるのだ。
錯視を楽しむのはよいが、それによって生活に悪影響を及ぼす場合はよくないので気をつけなければならない。いろんなモノの設計に、これらを上手く生かす場合、危険を避けるために配慮しなければならない場合があるのだ。
例えば、高速道路の場合だが、長い下りの後、平地が続くと、その平地が登りのように見えるらしい。そのため、ドライバーは平地を登りと勘違いしてアクセルを踏むことになる。
平地を登りと勘違いしてアクセルと踏めば、異常な速さで車が走行することになり、危険だ。もっと言えば、長い急な下りの後、緩い下りになっても、その緩い下りは登りに見えるのだという。危険な走行になる。
今日の子ども歴史文化館は、錯視を楽しむのだ。人間の目は、周囲に影響されて実際とは異なって見えるから不思議だ。私も一度実験したいと思っていることがある。
地面に絵を描いて、ある地点から見ると立体に見える絵だ。是非とも実験してみたいと思う。紙に絵を描いて、子どもたちの前で実験しても面白いかも知れない。是非ともやってみたい。
(日記 午前中、役員会の案内作りや区の事務処理。デキシーランドジャズの楽譜が入手できたので、編曲練習のために、その一部をパソコンのソフトで入力してみた。楽しかった。昼食後、福井の孫達を誘って子ども歴史文化館へ特別展『フシギフシギノクニ』を見に行く。前々から、実験してみたいと思っていたことを是非とも実現してみたい。その後、福井で孫達と早めの夕食。結構疲れた一日だった。)