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「おもてなし」の心

09 9月

なくなりつつある奉仕の心
  最近つくづく思うことがある。それは奉仕の心がなくなりつつあることだ。何か活動に参加しなければならないことがあると、「なぜそんなことをしなければならないのか」、「そんなことをしたら前例になるのでは」という声を聞く。

  それが奉仕的な活動であってもそうだ。昨日のオリンピック開催地決定の際、日本の滝川クリステルさんが、日本的なことをフランス語で強調され、そのなかで「お・も・て・な・し」と言っておられたのが印象に残った。

  しかし、東京には、地域で支え合う組織が残っているのであろうか。「婦人会」は、「青年団」は。「消防団」等が機能しているのだろうか。それともそんなものは行政が引き受けているのだろうか。

  何か事があると、任意で参加するボランティアで対応しているのだろうか。既存の組織が生きているのだろうか。我が勝山を見ても、連合婦人会、各町の婦人会は消滅し、各集落の婦人会もほとんどがなくなってしまっている。

  同じように青年会などの組織もなくなってしまった。壮年会もほとんど有名無実になっている。面倒だと思うことは、たとえそれが奉仕的な活動であっても不平不満の種になっている。

  そして次代は、超高齢化社会に向かっている。人と人の関わりや、思いやり、おもてなしの心をなくして、晩年は、人間としての尊厳を守れるのだろうか。これも時代の流れか。

  既存の組織は、義務的な当番的組織になり、形骸化しているように思えてならない。その一方で役をつかんだら離さない人も少なくない。世の中はどこへ向かっていくのだろうか。地域は、本来のよさを失い崩壊し始めているように思う。

勉強の締めくくりはいつも孫の歌で終わる。今日は「リトルワールド」を歌ってくれた。

勉強の締めくくりはいつも孫の歌で終わる。今日は「リトルワールド」を歌ってくれた。

(日記 午前中は、鹿谷で銭太鼓の指導。おばさん達は意気盛んである。今月中旬にある慰問活動に向けて練習に熱が入っている。午後1時半過ぎから、猪野瀬地区のまちづくりについてAさんと午後5時頃まで話し合う。猪野瀬地区の活性化も簡単ではない。午後6時半に久々に家内とウオーキング。オリンピックや国体に向けて健康作りと言いたいところだが、いつまで続くやら。午後7時半より横浜の孫と『爺ちゃん勉強』。楽しかった。)

 
 

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