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ブラック企業

28 8月

人を消耗品として扱う会社
  NHKラジオを聴いていたら、今日は『ブラック企業』がテーマだった。種々の法律に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする会社らしい。

 近年、問題になっている。最近では国会でも取り上げられている。ブラック企業には労働集約的な体質の企業が多く、そういう意味ではとにかく多くの人手を必要としている会社である。

  50人ほしければ、100人採用し、過大なノルマを課して選別していくのである。労働集約的な体質の企業においては、「代わりはいくらでも入ってくる」という考えを持っており、末端の従業員とは使い捨ての消耗品も同然の存在でしかない。

 晴れて学校を卒業し、会社に入ったと思ったら、予想外の展開。厳しいノルマや長時間労働、サービス残業などの一方的な企業利益を求められ、社員は全くの消耗品かモノ扱いである。

 人のやりたがらない仕事・割に合わない仕事や理不尽な仕打ち、不可解な人事考課、低賃金などに苦しめられ、やがて肉体・精神ともに疲弊し破綻をきたし、死に至ることさえあるのである。

 名前の通った企業でもブラック企業と称されるものはあるらしい。「アベノミクス」どころではない。死ぬか生きるかの瀬戸際で働く若者が少なくないのである。

 こうした企業にはまっとうな労働組合も存在しないか、御用組合しかないのである。組合を諸悪の根源のように思う人も少なくないが、いざというときには必要なのである。

 今後も、利益主義、能率主義が続く限り、人がモノとして扱われる時代は続くだろうと思う。悲しいことだ。理不尽な働きを要求された士農工商の時代に帰るような昨今である。

「カイマナヒラ」の練習をする太鼓のメンバー。仮称「ハルコマハワイアンズ」である。

「カイマナヒラ」の練習をする太鼓のメンバー。仮称「ハルコマハワイアンズ」である。

(日記 午前午後とも、宝くじの補助金で購入した物品の整理。午後7時半より、フラダンスの練習。以前に野向のNさんから電話がかかってきた。「誰かフラダンスを教えてくれる人知りませんか」と。ちゃんとした講師は県内にいくらでもいる。ただし一定のお金はかかるが。Nさんの頼みなので、結局私が実験的に引き受けることになった。といっても、助手が必要だ。太鼓の仲間が助手を務めてくれることになった。今日はその練習。来週の水曜日に『フラ教室』のデモンストレーションがあるのだ。変なことを頼まれてしまった。後の祭りであるが、ハワイアンギターを弾けることだけはうれしい。)

 
 

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