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町の活性化とは

05 7月

Y君との雑談
  「町の活性化とは?」と問われたらどう答えられるだろうか。「住んでいる人たちが生き生きすること」、「住民が豊かに暮らすようになること」だろうか。そうなれば「次の世代も住み続けることができる」のではなかろうか。

  私も、地域の活性化には大いに関心がある。私の場合、地域とは自分の住む「片瀬区」であり、「猪瀬地区」であり、「勝山市」である。他人に何かを期待するのではなく、これらの地域でまずは、自分には何ができるかを見つけ出すことだ。

  まちづくりに関心のある仲間が集い、もう少し大きな広がりの中で、自分も含めて地域で豊かに過ごすことを目指したいと思う。この「豊か」にもいろんな意味があろう。経済的に潤うこともあれば、精神的に満足することもあろう。

  ただ待っているだけではなく、それぞれが自分自身を生かす場があればもっとよいと思う。そうした人間がつながれば一人ではできないことができるようになり、楽しみも大きくなるのではなかろうか。

 地域がこのような状況にあうることを、私は地域が活性化すると思っている。今のままでよいと思う人も、他人と力を合わせて、それなりに努力することによって、よりよい経験、今よりも充実した生活を味わうことができれば、前向きに生きることの意味が理解されるのではなかろうか。

  何にしても、人は一人では生きていけない。人と人との絆を深めることによって、自分が生かされ相手を生かすことができれば誰もが充実した人生を送ることができるのではなかろうか。

 仲間と行動する楽しさをお互いに味わいたいものだ。仕事であろうと、趣味であると、まちづくりであろうと。そして、まちづくりに必要だと言われる「馬鹿者」、「若者」、「よそ者」の力によっては、住みたくなるまちを作るために楽しみながら取り組みたいものだ。

(日記 今日は久々に何かに追われることなくのんびり過ごすと決めた。先ずは、家のあちこちにある様々なものの整理だ。整理というよりも、一つでも多くのモノを捨てることだ。いつかどこかで使えるのでははないかと思うとなかなか捨てられない。心を鬼にして「欲しければ買えばいい」と自分に言い聞かせているが、資料的なモノはなかなかそうはいかず、捨てきれない。午後は、少し歌作り。途中でパソコンの音楽ソフトが作動しなくなった。大野で用事があるというY君に家へ寄ってもらった。ソフトはほどなく回復した。その後、しばらくの間、まちづくりについて話し合った。楽しい時間だった。)

 
2 Comments

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  1. 寺田幸彦

    2013年7月6日 at 7:36 AM

    ご無沙汰いたしております。
    先日、近所の大野木という地域の方と話す機会がありました。
    昨年、大野木では“まちづくり会社”が設立され、50人の方が社員として登録されています。
    “まちづくり会社”の根本は、急速に高齢化する集落内で「困っておられる高齢者への安全・安心が届けられたらとの住民一人一人の想いです。

    活動の一つに高齢者支援事業があります。
    独居や高齢者世帯で日常の暮らしの中で困っておられる事を支援する事業です。
    一定の条件を満たしていれば会社が手助けします。
    依頼者は、取り決めに従って代金を支払い、出向いた社員さんには7割、会社に3割の手間賃が入る仕組みになっています。
    一年間の総支援時間は約250時間、延べ支援人数は107人だったそうです。
    出勤時間や手間賃とは別に、地域内に困っておられる方を支援する風土が育ち、同時に困っている方も遠慮することなく“助けられ上手”として支援を受ける環境が育つ事を目指しておられます。

    どの地域にもボランティア精神をお持ちの方が大勢おられますが、その想いを発揮するきっかけが少ないのも現状です。
    負担に感じられることの無いように、楽しみながらその想いや力を活かす組織や仕組み作りが重要だと思います。
    また、こうした活動は単年で完結する性格のものではありません。
    継続して活動を発展させるには、自治会とは別の新たな組織を作ることが必要になってきます。
    お話を聞いて一番印象的だったのは、皆さん生き生きと楽しみながら参加されておられることです。
    人からやらされているのでは無く、できる範囲で自ら進んで参加されていることです。
    また、女性の社員さんが半数以上おられるのもポイントだと感じました。

    上丹生の“冒険遊び場”は米原市との協働事業で行なっています。
    先日の米原市の広報に、26年度の協働事業の募集が出ていました。
    その一つに行政からは“買い物弱者支援事業”の募集が上がっています。
    これを見ても、高齢者支援は市内の共通した問題だと感じます。
    行政に頼るだけではなく、行政と一緒になって地域の課題は地域で解決する努力が重要な時代だと改めて感じます。
    (追記)
    先日、心象絵図やチューリップを通して交流のある宮城県田の浦から6人の漁師さんが上丹生に来られました。
    田の浦は東日本大震災で大きな被害を受け14人の方が亡くなられ、今も三十世帯以上が仮設住宅で生活されています。
    震災を除けば上丹生と変わらない同じ様な集落です。
    短い時間でしたが、互いの近況などをざっくばらんにお話することができ、とても良い交流の場でした。

     
  2. Norio Yama

    2013年7月6日 at 6:21 PM

     コメントありがとうございます。
     我が集落、我が勝山市も趣旨高齢化が著しく進んでいます。
     「高齢者の一人または二人暮らしの家庭が年々増加しています。これは何も、当勝山市の周辺部ばかりでなく市街地も同様です。若者の働く場がないのが最大のの問題だと思っています。
     今100人余り人しか住んでいない当市の北谷町もピークには3,000人余りの人たちが生活していました。平地のほとんどない山間地域でしたが、炭焼きなど山での生活もできたからでしょうか。
     どこもかしこも高齢者ばかりに成り、日々の生活にも苦労する時代がますます現実のものになろうとしています。
     高齢化する集落内で「困っておられる高齢者への安全・安心が届けるためにつくったという“まちづくり会社”には大いに興味がありますね。
     自ら進んで、地域の問題に取り組む人たちには頭の下がる思いがします。五日ゆっくりと話を聞かせていただければと思います。
    『行政に頼るだけではなく、行政と一緒になって地域の課題は地域で解決する努力が重要な時代だと改めて感じます。』は同感です。
     いつか、田浦でも紙芝居ができればと思っています。