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猛暑

09 7月

自然に起こるのか、それとも……
  最近、異常気象が続いているように思う。今日は、体温より高い37度や38度を超えた地域も出ている。ところで「熱中症」という言葉は昔あったのだろうか。記憶がない。

  今は、大人から子どもまでが、熱中症にかかり、命を落とす人さえいる。今のような異常気象は自然現象なのだろうか。それとも、人間の行動が何らかの影響を及ぼしているのだろうか。

  私は後者の方も影響しているのではないかと思っている。近代化によって、二酸化炭素の空気中への放出が大規模に行われるようになり、それが大気の温度に変化を与えているのではなかろうか。

  次から次へと農業や牧畜業から工業化へと舵を切る国が多くなり、自然に対して影響を及ぼすまでになったのではなかろうか。日本、韓国、台湾、中国、インド、東南アジア……と工業化し、今後もアフリカ大陸へとその動きは広がっていくだろう。

大師山の作業マップ。

  人類は、50年前と今では比べものにならないくらい多くのエネルギーを使うようになった。今や「異常気象を起こすレベルに達したのではないか」というのが、私の“ド素人的推測”だ。

  そうした推測とは別に、地球は火の玉で、私たちはその上にある大陸に乗っている。そして、大陸は常時動いているのだ。そのひずみが限度を超えて起こる地震は全くの自然現象かも知れないが、異常な二酸化炭素や熱の放出は人為的なものであるように思う。

  昔なかった言葉で異常気象を表すものとして、「ゲリラ豪雨」や「爆弾低気圧」がある。特定の地点で集中的に雨が降ったり、低気圧の発達が時には台風以上の激しさで襲ってくるのだ。今春は、日々寒暖の差が大きかった。

  これからは、「異常気象」という言葉は死語になるかも知れない。それは、異常ではなく、「当たり前」になるからだ。毎日毎日「熱中症」という言葉がニュースで聞かれるが、そのたびに、高温が続くのは自然現象だけではなく人間の活動が影響を及ぼしてるのではないかと思った次第。

(日記 午前中は、先ず、里芋の子ズイキ切り。里芋の茎を1本だけにして脇から出る小さなズイキを切り落とすのだ。本当に熱かった。その後、家庭菜園作業。今日は熱くて沢山の汗をかいたので、かなり体重も減った。午後は、明後日発行の『かたせ瓦版』の編集準備。奉仕作業として8月に『山道作り(整備)』がある。高齢化する地域のために、市と交渉して作業範囲を狭めてもらっ

我が家の「里芋(左)」と「しょうが(右)」。“芋とショウガとうまい米”は我が地区の特産物だ。

た。(長年、本来やらなくてもよい範囲まで作業雨やっていた。)今年から、何十年ぶりかに作業範囲が変わるので、それをイラストに描こうとした。かなり時間がかかった。)

 
 

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