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子育て時代

10 7月

光陰矢のごとし
  今日は、大野公民館で幼児と保護者の集まり『家庭教育学級学習会』が行われた。私たちは、二つのことを頼まれての出演となった。一つは、「幼児向け紙芝居と手遊び」でもう一つは「子育てワンポイントアドバイス」だ。

  昨年まで公民館に勤めていたYさん(今年は他へ異動)からの依頼で出演することになっていたのだ。昨年もそうだったが幼児と保護者を対象に何かをするということは一番難しいことだ。

例によって私のギター伴奏で家内が手遊びの指導。幼児も保護者もいっしょに楽しんで下さったようだ。

  最初に、家内が手遊びを親子に指導した。私は、ギターで伴奏役。その後、幼児を対象にストーリーのある紙芝居は演じた。昨年もそうだったが、「かくれんぼ」と称して、テレビに出てくるキャラクターや象や虎などの動物を探し当てる紙芝居をすることにした。

  紙芝居が始まるまではかなり賑やかに飛び回っていた子どもたちも、紙芝居が始まると画面を真剣に見てくれているようだった。紙芝居の後、しばらくして今度は保護者対象の紙芝居『手伝いと役割分担』を演じた。

 私は、手伝いと役割分担を別のものとして考えている。そして、子どもたちが家族の一員としての自覚を持つのは、『家庭で役割分担を持っている』子どもの方だと思っている。

保護者向けの紙芝居。内容を分かっていただけただろうか。

  というのも、自分の子ども時代にはいくつかの役割分担があったように思う。「馬のえさやり」、「ふろわかし」、「掃除」などは手伝いではなく、自分の仕事だった。夏休みには、一度山へ行き薪を担いでくるのも自分の仕事だった。

 役割は、年齢と共に変わるものだ。今の子どもは、親に頼まれて学校へ行き、家庭では「客人扱い」だ。これでは、いつまで経っても家族の一員としての自覚は生まれないように思う。そんなことを伝えたかった。楽しい行事であった。

  それにしても、大変だと思っていた子育て時代はあっという間に過ぎてしまった。5人の孫もどんどん大きくなっていく。子育て時代は長い人生のごく短期間の出来事だった。済んでしまうとなつかしいものだ。

(日記 午前中は、紙芝居の練習。そして、大野公民館で幼児とその保護者の前で話、紙芝居、手遊びなどを行った。午後は、和太鼓の編曲。なかなか難しい。午後6時から孫

幼児向け紙芝居『かくれんぼ』には幼児も保護者も集中していたようだった。

の『爺ちゃん勉強』。午後7時から10時まで和太鼓の練習。まだ曲がはっきりと決まっていない。今が曲作りの正念場だ。)

 
 

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