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中国の若者達と楽しいひととき

22 4月

円安の影響がこんなところにも
  今日は、大野市の研修センターで、中国から日本に初めて来た中国人研修生に話をする日だ。これまで、毎年何回か、呼ばれて話す機会をいただいていた。私にとっては、非常に楽しいひとときだ。

中国人研修生を前に日本文化や日本の風俗習慣を話した。

    講義室へ入ると、研修生は一斉に立ち上がって「お早うございます!」と大きな声で挨拶。あまりの声の大きさに、びっくり。パソコンを接続し、パワーポイントの準備完了。私は、学校の授業のように、50分話して10分休憩を三回繰り返すのだ。

  改めて挨拶し、通訳(中国の職員)と共に、講義開始。映像を使いながら、自己紹介し、“郷には入れば郷に従え”的なことを話し、「社会人として心構え」をいろんな例を挙げながら話した。特に、挨拶の仕方やマナーについても話した。

 研修生は、メモを取りながら真剣に聞いてくれるのでやり甲斐がある。2限目は、日本の四季と行事などについて話した。また、最近の日本の農業についても話した。さらに、中国と日本の関係にいても話した。

 日本と中国は、昔も今も関わりの深い国だ。しかしながら、隣近所であるだけに、問題も多い。これは国と国だけではなく、隣人同士でもおなじことだ。

みんなで楽しく歌を歌った。私はアコーデオンで伴奏、家内は歌で応援してくれた。

  3限目は、歌と踊りだ。研修生の皆さんは、連日座学なので、歌や踊りで気分転換を図ってほしいと思うからだ。ここで家内登場。私はアコーデオンで伴奏。家内は歌唱指導。『ふるさと』と『四季の歌』をみんなで歌った。

  『四季の歌』を知っている研修生がいたので、前へ出て歌ってもらった。その後、簡単な『ダンス』を練習し、一緒に踊った。笑い声が絶えなかった。今日の講義の最後は、自己紹介をやってもらった。名前と出身地、趣味を話してもらうつもりだったが、家族構成まで話す研修生が何人かいた。

 今日の研修生25人中、男性は3名、既婚者は7割以上だった。以前の彼らの就職先は、奥越を中心に、県内だったが、今は、県外へ勤める務める研修生も半分以上はいるようだ。就職先を聞いてみると、愛知県というのがかなりあった。

  勝山市も、数人はいた。街のどこかで彼らと会うかもしれないと思った。彼らの殆どは、中国に子どもを残して日本へ働きに来ているのだ。しかし、円安の影響で以前ほど給料はよくないとのことだった。

 それでも、家族や子どもを残して日本まで働きに来る中国人研修生を見ていると、日本で、充実した生活を送って欲しいと願わずにはいられなかった。国で待っている子どもや家族のためにも。

みんなで楽しく氷川きよしの『ときめきのルンバ』を踊った。

(日記 午前9時から正午まで中国人研修生に講話。楽しくやり甲斐のある仕事だった。政治的には、日本と中国は問題を抱えているが、目の前にいた中国人研修生は、素朴な感じのする若者ばかりに見えた。午後は、木曜日発行の『かたせ瓦版』の編集作業。4ページのうち、1ページと少ししか出来なかった。夜は、横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。週に三回、パソコンの画面上で顔を合わせているので、1歳の孫も、「ばあば」、「じいじ」と言えるようになった。映像の力はすごい。)

 
 

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