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山菜採りシーズン

23 4月

先ずは裏山で
  春は山菜採りシーズン。といっても、私は、採る山菜が決まっている。ワラビ、タラの芽、ふき(蕗)が主な山菜だ。この頃は、熊が出る可能性があるので、あまり遠くへは行かない。

少し細い裏山のワラビ。

  山菜は独特の苦みがある。このアクとも言われる苦みが山菜の風味かもしれない。独特の苦みと言えば、山のウドがきつい。畑で栽培したウドにはこの苦みが少ない。私は、アクの強い山のウドが大好きだ。時々、もらうことがあるが、ウドは本当にうれしい。

  自分で採る山菜としては山の蕗が最高だ。あの独特の苦みが美味しいのだ。山の蕗は、平地のものと違ってみずみずしい。皮を採る必要もない。ニシンなどと煮た煮物は最高だ。

 ワラビ、タラの芽、ふき(蕗)等は好んで採るが、毎年取る場所は決まっている。付近の道の形や木の形も覚えているくらいだ。しかし、自分の覚えている場所へ行っても必ずしも採れるとは限らない。

  先ずは行く時期が問題だ。早過ぎても、遅すぎても収穫できない。ちょうどよい時期に行っても、先着がいると収穫はほとんど望めない。学校や役所勤めの時代には、休日しか行けないので、出遅れることが多かった。

  今は、平日に行くことにしている。ある程度山菜を採ったら、山の景色を見ながら、のんびり過ごすことにしている。新緑の山々が目に染み、爽やかの空気を胸一杯に吸い込む。山菜採りのもう一つの喜びだ。

  でも、最近は、熊が出ないかと心配になる。以前は秋にも山へ行っていたが、今は、行かないことにしている。春だからと行って熊が出ないとも限らない。今日も、熊除けの鈴を腰にぶら下げて山菜採りをした。

 私にとっては、山菜採りが始まると、いよいよ春も本格的にやって来たなあと思う。夕食に、タラの芽の天ぷらが出た。明日は、ワラビのお浸しや煮物が食卓に上るだろう。

右側の緑色の苗は先日運んだ酒米の苗。左側は、今日運んだ芽が出たばかりのコシヒカリ。(組合のビニールハウス)

(日記 今日は、組合の苗運び。午前5時半起床、午前6時朝食、午前6時半に組合の農舎前集合。軽トラックに分乗してJAの北支店へ「コシヒカリの苗」を取りに行った。まだ数ミリしか芽が出ていない苗だ。これを組合のビニールハウスで田植機で使えるまでに成長させるのだ。午後1時半より勝山公民館で行われた勝山・猪野瀬地区招魂者奉賛会理事会に出席。帰宅して、家内と二人で裏山へワラビとタラの芽を採りに行く。)

 
 

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