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オリジナルの良さ

12 9月

粗末なものでもオリジナルには良さがある
   以前から頼まれていた赤尾(平泉寺町)地区の銭太鼓曲が、今日ようやく完成した。赤尾の銭太鼓は、我が片瀬の銭太鼓と姉妹の関係にある。いずれも、これまで出雲の『安来節』を演奏してきたものだ。我が片瀬では、一昨年に『安来節』を脱して新たにオリジナル曲『片瀬豊年ばやし』で再出発したのだ。 

  赤尾は、片瀬同様、今まで『安来節』を使って、銭太鼓を演じてきたのだが、要約オリジナル曲ができたことになる。元公民館長で赤尾区のFさんに話を持ちかけた。Fさんは私の提案に大賛成で、「私が詞を書く」と言ってくれた。 

  作詞を何回かやりとりした後、今朝、最後のやりとりをしてようやく作詞が完成した。作詞のやりとりをしながら曲を考え、編曲作業を続けていた。菓子は字数の制限が多いのでFさんは苦労が多かったと思う。 

我が家で新民謡『赤尾よいとこ』の吹き込み中のAさん。

 

  そして、午前10時にちょうど赤尾出身のAさんに、吹き込んでもらうことになった。Aさんに私の家へ来てもらってレコーディングを終えた。そして、編集してCDを完成させた。これで赤尾の皆さんも自信を持って銭太鼓曲として利用していただけるのではないかと思う。 

  我が片瀬では、毎年『片瀬豊年ばやし』に合わせて紅白の銭入りバチを振り、その合間にユーモア溢れる芸を挿入することにしている。今年は、その芸を新たなものにするために、今練習している。 

  オリジナルにしたお陰で、出演依頼の声があちこちからかかるのだ。他地区の芸をいくら頑張っても、それは余興にしかなり得ないが、自前の歌を持つと、それは郷土芸能になり、余興にもなるのだ。 

  どんなことでも、オリジナルは強い。これからも、“無ければ作る”の精神でオリジナルを作り続けていきたいと思う。オリジナルを持つことによって、それに関わる者は,自分の地域に誇りを持つことができると思っている。赤尾の皆さんにもそうなってほしいと思う。    

 
 

  

家庭菜園へ牛糞堆肥を入れる準備をしている私。

 

 

赤尾よいとこ 

aka ←クリックすると歌が聴けます。 

一、峰の連なる 赤尾山
    古い寺跡 空心房
    日本百選 大堤
    石の槍先 大発見
    あまたいわれと 伝わる話
    赤尾は 農楽の郷  農楽の郷
 

二、寒さ厳しき 元日に
    揃い神社へ 初詣
    合わす柏手  祈る幸
    皆で今年の 顔合わせ
    年賀交わして 深める絆
    赤尾は よいところ よいところ
 

和太鼓特訓中のママさん達。短期間でかなり上手になった。

 

三、春に楽しく 田植えすりゃ
    夏は涼しい 青田波
    秋は黄金の 取り入れだ
    あわす力の すばらしさ
    済めばみんなで 感謝の祭り
    赤尾は 米の郷 米の郷
 

四、むかし赤尾の 年寄りが
    教え広めた 銭太鼓
    皆が喜ぶ 面白さ
    身振り手振りも 鮮やかに
    バチは赤白 銭音響く
    赤尾の 銭太鼓 銭太鼓
 

(日記 午前10時より、Fさんに我が家へ来てもらって、赤尾の銭太鼓のための新民謡『赤尾よいとこ』の吹き込み。その後、編集してCD化。1年がかりでようやく完成した。この歌が地域の人に愛されることを望む。午後は明日発行の『かたせ瓦版』を編集。午後4時より薄暗くなるまで家庭菜園作業。第2期の大根を植える準備をした。午後7時から和太鼓練習。本番の日曜日までわずか。練習に熱が入ってきた。)

 
 

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