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Archive for 9月 28th, 2012

血が騒ぐ

28 9月

技術は衰えたが
  来月の最終日曜日に、大学軽音楽部のOB会演奏会が静岡である。私は『福井バンド』の一員として、後輩達とバンドを組んで演奏するのだ。お隣の石川県のN君もメンバーだ。福井バンドは、JAZバンドとハワイアンバンドで2ステージを受け持つことになっている。

  私は、大学時代はドラムだったが、後輩にドラム担当がいるので、そちらに譲ることにしている。しかし、一曲だけはドラムを叩くつもりだ。今日初めてドラムを使って練習した。

ヘッドフォンでボリュームを上げて、プロのバンドの音楽を聴きながら叩くドラムは最高。ドラムソロもやりたい。青春時代がよみがえる。

  ジャスロック系の『ウオーターメロンマン』だ。ジャズのスタンダードナンバーと言ってもよいだろう。この一曲だけはドラムを担当するつもりでいる。

  私は事務所のミニスタジオで、練習した。音楽は、ヘッドフォンを使い、音楽に合わせてドラムを叩いた。やっているうちに。50年前のことが思い出された。

  当時、石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』を見てドラムにあこがれたのだ。ドラムの基礎はフィルハーモニーに3ヶ月ほど在籍していたので,そこで学んだ。特に、スネアドラムの叩き方を先輩から学んだ。

     その後、創立したばかりの軽音楽部に入部した。担当はドラムだった。卒業後、自分がドラムを叩くことはほとんどなかった。近所の者とバンドを始めたときも、生徒達がバンドを始めてときも、常に、ドラムを教える立場をとってきた。そして今回も。

  しかし、昨年のOB会では少しだけドラムを叩いた。今年も昨年に続いて一曲だけドラムを叩くつもりでいる。ヘッドフォンのボリュームを上げてドラムを叩いているうちに、若かりしあの頃を思い出した。

約50年ほど前の写真。ドラムは私。ずいぶん時間が経ったものだ。技術はこの頃の方が上だろう。

  あの頃は、気持ちよくドラムを叩くことができた。しかし、今は、かなり苦労する。運動神経や長年のブランクがそうさせているのだろう。でも、楽しさと気分だけは若い頃と同じだ。血が騒ぐと言ったら少しオーバーだろうか。

(日記 午前中、パソコンで資料整理。残念ながら、新しいパソコンの音楽ソフトがうまく作動しなかった。昼前に、ドラム練習のために、事務所へ行く。1時間あまりドラムを叩いて、気持ちはすかっとした。午後2時より、県職のSさん、市の建築士会の会長さんとニューホテルロビーで、片瀬での『竹プランターワークショップ』について打ち合わせを行った。その後、家庭菜園作業。イチゴを植える場所を耕した。
そして、六呂師高原牧場の牛糞堆肥をたっぷり入れ、油かすや自作の籾殻燻炭も入れた。家庭菜園では、すでに来春の準備をしている。夜、Yくんが仕事帰りにパソコンを直しに来てくれた。おかげで、性能のよい方のパソコンでほとんどの仕事ができるようになった。感謝感激。)