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秋ジャガイモ

24 9月

秋ジャガに初挑戦
  今から20数年前のこと。高校勤務時、修学旅行で車は秋の九州を走っていた。バスガイドが車窓を指さしながら「みなさん、この花は何でしょうか?」と問いかけた。一見してジャガイモだとは思ったが、季節は秋なので、やっぱり違うだろうと考えていた。

秋ジャガイモの土寄せ。どんな味のジャガイモが収穫できるのだろうか、楽しみだ。

  「ジャガイモです!」とガイドの説明。私の経験では、ジャガイモは春の早い時期に種芋を植えて、梅雨前後に収穫するものだと信じ切っていた。秋にジャガイモが生えているなんて、それまでは信じられなかった。従って、ジャガイモに見えても「ジャガイモです」と答えることはできなかった。自分の常識が邪魔をしたのだ。

   ところが、最近、ここ勝山でも、秋ジャガイモを植える人は増えてきている。ジャガイモの保存は結構難しい。冬を越す頃から表面はしわしわになり、年を越すと芽が出たりする。翌年の収穫時まで、保存することは簡単ではなかった。

  もしも、秋ジャガイモを栽培できたら、春のジャガイモは秋の終わり頃まで保存できればよいことになるのだ。そして、秋に収穫したジャガイモを初夏まで保存すれば,一年中、美味しいジャガイモを食べることができるのだ。

 そんなわけで、私は今年初めて秋ジャガイモを栽培することにした。種は注文して購入した。また隣から少し種芋をいただいた。先ず、8月下旬に種芋を植えた。9月に入ると芽が出た。今日、家内と二人で芽かきをし、追肥をして、土寄せをした。

 常識は時には大切だが、時には、真実を見るためには邪魔になることも少なくない。頭を柔軟にすることが大切だ。年を取るにつれてたくさんの常識が身につき、頭の柔軟性を失いがちだ。気をつけなくっちゃ。

片瀬特産の里芋の収穫。明日中に九州の親戚へ送る予定だ。

(日記 午前中、村の広報誌『かたせ瓦版』づくり。第2木曜日は、A4で4ページ。連続物もあるが、特集物もある。月に2回発行するので、結構忙しい。発行は楽しい仕事であるが、毎回産みの苦しみも味わうことになる。午後は、秋ジャガイモの追肥と土寄せ。そして、私達二人の姉妹に送るために里芋も収穫した。また、自家用と友人にあげるためにショウガも収穫した。午後7時半からオカリナ教室。クリスマスコンサートに使用するために、新しいオカリナを購入した。新しいソプラノのF管のオカリナを使って新しい曲を練習してみた。)

 
 

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