素人としては上々のでき
神明神社の祭りが近づくと、我が片瀬では昔から「里芋や生姜」の収穫が始まるのだ。今日は家内と二人で、里芋と生姜の試し掘りを行った。生姜はこれまでも栽培してきたが、里芋の栽培は初めてだ。
思えば、昨年の秋祭りに、それまで百年近く伝わってきた片瀬の芸能である銭太鼓を自前のものに作り替えたのだ。それまでは、島根県の民謡「安来節」に合わせて銭太鼓のバチを振り、時には「ドジョウすくい」を演じてきたのだ。
これでは、何年経っても余興のままで、郷土芸能にはなり得なかったのだ。そこで、歌も踊りも銭太鼓の振り(伝統を活かしながら)も全て新しく作り替え、『片瀬豊年ばやし』として創作したのだ。
この中で、「芋と生姜と旨い米」を歌詞の中に入れ、これらを片瀬の特産物として育てていきたいという願いがあった。そのためにも、理屈を述べているだけではなく、実際に自分でも「生姜(これまで少量は栽培してきた)と里芋(初め栽培)」を作り、片瀬の特産物作りを肌で体験したいと考え、法人に二畝借りて栽培したのだ。
今日、試し掘りをしてみたが、素人にしては上々のできであった。生姜は、早速家内が酢漬けと味噌漬けにしてくれた。「生姜の味噌漬け」は私の大好物だ。今後、紅生姜などにもして子ども達にも送りたいと思っている。
里芋は、一株だけで、小さなバケツいっぱいになるぐらい小芋が付いていた。今年は食べきれないほどの里芋を収穫できそうだ。芋や生姜も友人、知人に分けてあげたいと思う。
今後、銭太鼓『片瀬豊年ばやし』と共に、「芋と生姜と旨い米」を片瀬の特産物とするために「かたせ」をブランド化していきたいと思う。『片瀬豊年ばやし』は、男子が百姓スタイルの黒法被姿で、両襟には、「片瀬豊年ばやし」と「芋と生姜と旨い米」が印刷されている。また、背中には、「農事組合法人かたせ」のマークが印刷されている。
「片瀬の芋」、「片瀬の生姜」、「片瀬の米」が世間に知られることを祈りたい。私は、自称「農事組合法人かたせ」の“宣伝部長”として、これらの作物の特産化に向けて行動したいと思う。
そのために、チャレンジしてみた「芋と生姜」を、今年は思う存分食べられると思うとうれしい。栽培法を工夫しながら、来年もさらに栽培を続けたいと思う。
(日記 午前中、和太鼓の新曲作り。組太鼓とチャッパの新曲にチャレンジしている。午後も作業を継続。午後4時より、子ども太鼓の補習。遅れて仲間に加わったK君の特訓を行っ
た。T君のお父さんには難しい和太鼓の楽譜を渡し、練習してもらった。夕方、里芋と生姜の試し掘り。駅は素人にしては上々だった。)