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前期最後の『和太鼓授業』

26 9月

「あかおやま」と「毎日パワー」
   北部中学校の平成11年度の選択音楽『和太鼓』は今日が最終日。これまでも中学生に言ってきたことは、「和太鼓を教える」のではなく「和太鼓で教える」のだということだ。

  和太鼓を教えながら、人として大事なことを教えたいというのが私の願いだ。最終日の今日は「前半は話、後半はみんなで最後の太鼓を楽しむ」と決めて出かけた。

   話の中身は二つ。「あかおやま」と「毎日パワー」だ。人として、これから先の人生に於いて「あかおやま」は大切だということをいろんな例をあげながら話した。「あかおやま」とは、あ:挨拶、か:感謝、お:思いやり、や:約束を守る、ま:マナーのことだ。

   また、人はいくつになろうとも、何か目標を定めて、毎日毎日努力すれば必ず、進歩・向上するということを話した。これは、スポーツでも、学業、例えば英会話でも、音楽でも何でもいいが、毎日毎日努力すればいつか大きな力になるということを伝えたかった。

前期最後の和太鼓授業。(写真は意識的にぼかしてあります。)

 これが「毎日パワー」だ。これは生徒達に言っているようであるが、実は私自身に言っていることでもある。「継続は力なり」と言い換えてもいいかもしれない。

   この二つを伝えたかった。私がモノを教えるときに大切にしている言葉だ。これを言い換えると、「DREAM & ACTION」にもなる。夢を持ち、それに向かって行動するという意味であり、「毎日パワー」にもつながることでもある。

   若い中学生達の前途は大きく広がっている。無限の可能性がある。焦らず、一歩ずつ歩めばいつかは夢に近づけるということを知ってほしい。「毎日パワー」を信じて毎日努力すれば、たとえ夢が実現しなくても、夢に近づくことはできるのだということを。

  こんな話をして、最後に全員で文化祭に発表した2曲を演奏した。文化祭の時ほど上手く演奏できなかったが、とにかく前期の授業は終わった。次回からまた、新しいメンバーで授業が始まるのだ。前期のメンバーの洋々たる前途に幸あれと祈りたい。

(日記 午前中、昨日に続いて歌作り。午前11時半より北部中学校で前期最後の『選択音楽・和太鼓』の授業を行った。帰りに本屋で『日本中枢の崩壊』を買った。経済産業省の現役幹部である古賀茂明氏の書いた本だ。帰宅して、午後は家庭菜園作業。サツマイモを掘り、イチゴを植える場所とすぐり菜やカブを植える場所を耕した。午後7時半より『オカリナ教室』。明日の出番の練習をした。)

 
 

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