重なる更新時期
いろんなものにもある程度寿命というものがあるように思う。ただ昔と違って、動かなくなるまで使うということはあまりないだろう。車一つとっても、新しく買い替えるときには、まだまだ使えるのにと思うことがある。
しかし、私のパソコンは、うまく動かなくなって昨年順次買い替えることになった。自宅と、事務所、そしてノートパソコンだ。テレビは、退職したら新しくしようと考えていたものの一つだ。
考えてみればテレビもずいぶん進化したものだと思う。中学校の頃だろうか、勝山に白黒テビが2台、大野に1台入った時期があった。勝山は、2台とも電気店が導入したものだ。
その頃、プロレスが人気スポーツであり、力道山の活躍するのをショーウインドウに置かれたテレビで観戦したのを覚えている。相撲のシーズンには、これまたショーウインドウの前は人だかりができて道路まではみ出す始末であった。
そのうちに、あちこちにテレビが入り、ついに我が家にもテレビを買える時期が来た。白黒テレビではあったが、感動したのを覚えている。この頃には社会人になっていた。
そして、カラーテレビが売り出された。しかし、最初の頃は、番組の全てがカラーであったわけではない。白黒とカラーの番組が混在していたのであった。
そして、我が家にもカラーテレビが入り、映像の綺麗なハイビジョンテレビができ、地デジ化し、3Dテレビまで出てきた。今後テレビはどのように発展していくのだろうか。気になるところである。
しかし、ハードの発展に対して番組(ソフト)の方は必ずしも進歩していないように思う。週刊誌にもこのようなことについて書いている。
テレビよ、さらば 見たい番組がひとつもない
昨日の週刊誌の広告には「地デジ化と共に音をたてて崩れてゆくガラスの巨塔……テレビよ、さらば みたい番組がひとつもない……韓流ドラマと番宣と通販ばっかり」と書かれていた。
私は、テレビを見ているよりは、他のことをしたいので、テレビだけを見ていることはほとんどない。そういう意味では、「ながら族」かもしれない。
しかし、歌を作ったり、編曲したりしているときは、テレビの中の音楽が邪魔になるのでテレビのスイッチを切って作業を進めることにしている。テレビがなくてもそんなに困らない。
そんな私たちが、今回テレビを新しくした。退職グッズのひとつだと思っていたので、どうせ新しく買うなら画像がきれいで、これから発展するかもしれない3Dにも対応していたほうがよいと考えた。
そう思ってメガネも二つ買った。また、3番組同時に録画できるビデオ、ついでにラックシアターも買い揃えた。今後興味ある番組が増えることを願うばかりである。
自前で作ったテレビの設置場所(押入れ風)も完成し、今日、新しいテレビがその中に納まった。それにしても、昨日急に決まったテレビ納入にあわせて急いで作った設置場所に、きちんと収まった。
というよりも、幅110cmの設置場所に納まる大きさのテレビを買ったと言った方が当たっているかもしれない。こたつで見るにも適した大きさかもしれない。
(日記 午前9時過ぎに電気屋さんが来て私の作った設置場所にテレビを収めてくれた。また、孫たち二人は母親の実家へ泊まりに出かけた。午後は、テレビ台の裏側に戸棚を作った。夕食後も作業を続けた。ようやく素人大工も終わった。)