紙芝居に興味あり
私は現職時代から「紙芝居」には興味があった。中・高生時代は漫画家志望であったので絵を描くことはそんなに苦ではない。先日初めて、深谷邸で「花中会」の皆さんを前にして『白山平泉寺物語』を上演したばかりである。
自分で脚色し、夫婦で演ずるのだが、なるべく臨場感があるように音楽なども入れて実演してみた。見ていただいた方から「知らないことが分かった」とのお声をいただいた。
そして、この『白山平泉寺物語』だが、今度は8月20日に平泉寺集落センターで演ずることになっている。私自身も是非とも平泉寺の方々に見ていただきたいと思っている。
平泉寺が一向一揆による焼き討ちにあって8百数十年の歴史を閉じたかに思えたが、顕海僧正が規模を大幅に縮小して再興したのである。その時期から明治の初めまでの4百年あまりの歴史もまた興味深いものがあり、紙芝居ではこの部分を強調したいと思う。
「県立子ども歴史文化館」で紙芝居の実演を見る
昨日の福井新聞で今、「紙芝居展」が開かれていて、午後2時と3時の2回、紙芝居の実演もあると書かれていたので、二人の孫を連れて出かけることにした。また、私たち夫婦はこれからも紙芝居を上演したいという希望を持っているので、勉強という意味もあった。
12時半頃、家を出て午後1時半に文化館に到着した。先ずは館内を見学して回った。私はこの施設を初めて見るので興味があった。子ども達にとってはどうであっただろうか。
午後2時から、実演が始まった。市販されている紙芝居を3本見た。読み方、特に間の取り方、声の大きさ、絵の描かれた紙の引き方やスピードなど学ぶことが多かった。見学していた何人かの子ども達も、真剣に聞いていたようだ。
「読み手」と「聞き手」が一体となっていることが素晴らしかった。緊迫した場面では、会場は水を打ったように静まりかえり、子ども達はじっと画面を見ていた。紙芝居のアナログなところがよいと思った。
私としては、「紙芝居は、同じ絵でも、見ている年代によって筋書きを変えることができる良さがある」と思っている。私自身も練習して先ずは、『白山平泉寺物語』をうまく演じられるようにしたい。
また、私自身は、先ずは『泰澄大師物語』の紙芝居を完成させた後は、自作の童話を紙芝居にしたいと思っている。これまで書きためた童話に自分で絵を付け、それを紙芝居にするつもりでいる。
ここ2ヶ月は『ふるさとの踊り大会』の準備のために時間がとれなくてできなかったが、今後は、紙芝居を退職プロジェクトの一つとして優先させて取り組みたい。
(日記 午前8時頃、平泉寺のOさんが我が家へ来た。何の用事だろうと考えながら出てみると「8月27日の祭りに踊りをやりたいのでお願いします」とのことだった。自分としては、喜んでお役に立てればということで了解した。かつては平泉寺の祭りはとても賑やかであった。大人の相撲、子どもの相撲があり、踊りの輪もできていた。露天商も数軒来て賑やかであった。しかし、近年、相撲もなくなり、踊りの輪もできず、寂しいものになっていた。それを復活させたいというのだろうか。その後、剪定したり伐採したりした木の枝などを持って大野市にあるゴミの処分場へ行った。その後、家庭菜園へ寄り、伸びた作物を支柱にくくりつけたりした。昼食後、二人の孫をつれて家内と「紙芝居展」を見るために福井の「県立こども歴史文化館」へ行った。子ども達には楽しいだろうし、紙芝居をする私たちにも参考になるだろうと思った。「紙芝居展」を見た後、エルパへ寄り、家型の子供用プ
ールを買い、午後6時半に帰宅。)