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盆踊り復活アクション(平泉寺区)

25 8月

平泉寺の祭りで盆踊り
  「平泉寺の祭りで踊りを指導してもらえませんか?」と、平泉寺壮年会のOさんから電話がかかってきた。誰かに何かを頼まれたら多くの場合、私は断らないことにしている。即座に「わかりました」と返事をした。

   しかし、当日お宮さんへ行って「皆さん踊りましょう」と叫んだところで、おそらく誰も踊らないだろうと思う。そこで、「一度くらい練習会を開いたらどうですか?」と提案した。その練習会が今日だった。

「平泉寺生活総合センター」での秋祭りの踊り練習会。皆さん楽しそうに踊っておられた。

   私は、盆踊りに対して少しだけ考えを変えた。今の若い者や子ども達に盆踊りを普及しようと思ったら、少しはそれぞれの年代に合わせなければと、先日の春江町中庄地区の盆踊りを見て考えを変えた。

   盆踊りに取り組む曲を次の三つにしてみようと考えた。
  (1)地元の歌(地域の歌)
  (2)県外の民謡
  (3)流行の歌

 今日は全部で5曲練習することに決めた。(1)の曲として、「千本搗」、「勝ち山ほがらか音頭」、(2)の曲として「花笠音頭」と「相馬盆歌」、(3)の曲として氷川きよしの「ときめきのルンバ」を練習した。

  (1)、(3)、(2)の順に曲数を多くした方がよいと思う。(2)で「相馬盆唄」を取り上げたのは、勝山市に避難してきている人はほとんど福島県の人であるからだ。福島県のことを忘れないということもある。

  聞いてみると、今日来なかった人の多くは、「盆踊りを忘れた」というものだった。忘れるも何も、元々覚える必要などないのだ。みんなといっしょに踊っていれば自然と身につくものだ。

  参加した皆さんは楽しそうに踊っていた。休憩時間には、踊り指導の応援に駆けつけてくれた「おどり隊ひらり」の皆さんに「勝山よいとこ」を踊って貰った。この1曲だけはどちらかと言えば「小原おどり風」の踊りだ。他は簡単に踊れる「郡上踊り風」の踊りばかりだ。

休憩時間に行われた「おどり隊ひらり」の皆さんによる「勝山よいとこ」の踊り。

   はたして、明後日の平泉寺の祭りに踊りの輪が立つだろうか。心配ではある。できれば今日練習に来た人達が中心になって頑張って欲しい。当日も、「おどり隊ひらり」の皆さんに応援して貰って短時間でも大きな踊りの輪ができればと願っている。

  嬉しいことに、平泉寺町全体で「盆踊りを楽しむ会」ができそうである。今日の練習会にも、その中心になりそうな他地区のTさんが練習会に参加してくれた。村岡、遅羽に次いで、平泉寺でも少しずつではあるが、盆踊りが復活しつつあるようだ。

   今日も、練習会の最初と最後に、地域づくりと平泉寺の歴史の魅力について話した。そして盆踊りの意義についても触れた。平泉寺の人達にも自信を持って貰って、まちづくりに励んで貰いたい。

(日記 午前中リハビリのために、福井のY整形外科へ行った。午後は、今日の盆踊りの練習会のための準備をした。時々、時間を見てエレキギターの練習をした。若い頃と比べるとずいぶん指の動きが悪くなっている。記憶力も悪くなっている。OB会のために毎日少しずつ練習したい。午後7時半より「平泉寺生活総合センター」で秋祭りの踊りの練習を行った。当日、踊りの輪が立つことを祈るばかりだ。)

 
 

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