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母ごころ宅配便

20 7月

ふるさとの味
  昨日、妻が幼児で息子や孫達の住む横浜へ出かけていった。昨年から一人で生活する機会が多くなった。特に今の時期だと、毎日のように野菜がとれるので一人暮らしで無駄にならないようにするのは難しい。

  妻からも、「野菜を送れないか」と連絡があった。そこで、先ず、精米して米を入れることと、今日収穫した野菜を入れることに決めた。一日で結構収穫できる。

  今日取った野菜は、トウモロコシ、キュウリ、トマト、オクラ、ニガウリ、ピーマンなどであった。段ボールにこれらを入れて荷造りした。トマトは、つぶれないで送ることができるだろうか。

  孫達は喜んで食べるだろうか。本当は一緒に収穫したいのだが、一緒に生活していないのでそれもできない。毎日ふんだんに野菜を食べられるのはありがたいことだ。

  慌てて荷造りしたので、一番送りたかったジャガイモを入れるのを忘れてしまった。荷造りしながら、私に大好きな歌手、島津亜矢さんの「母ごころ宅配便」という歌を思い出した。

精米した米と共に送った我が家の野菜。毎日これだけ収穫できるのだから、食べきれないだろう。キュウリは塩漬けにできるだろうけれど。

 母親が、都会に住む子供にいろんなものを送る歌だ。モノばかりでなく、真心や愛情も。

   母ごころ宅配便 作詞:星野哲朗(歌詞は3番)

  生まれ故郷を   忘れるなよと
  ちりめん鰯も  入れてある
  磯のかおりの 宅配便は
  街より一足 先に来る
  春を 春を 春を
  我が子に送る 母ごころ

  私たち夫婦には、有り余る作物が毎日とれる。昨年も、家内が入院している間に、黒瓜、キュウリ、オクラ、ナスなどを事務所近くの人達に貰っていただいたことを思い出した。

  今日も、和太鼓の練習の後、「誰かゴーヤいらない?」と言ったら、二人が名乗りを上げたので暗い畑の中から、ゴーヤをとって渡した。過去の経験では、苦さの余り誰もが二度と欲しいとは言わなかったけれど。

  明日、あまりの形のよくない野菜が孫達のもとへ届くはずだ。とまとはまあまあだと思うけれど。なんとか、孫達に私の作った野菜を味わって欲しい。「爺ごころ宅急便」というところか。

(日記 午前中、「相馬盆歌」の楽譜作り。途中でAさん(通う教室の先生)に携帯でキーを確認する。電話で音楽を鳴らしながら。午後はオカリナ曲の再編曲。4時頃、精米し、野菜を収穫し、横浜の孫達に送るために荷造りをした。明日中に届くはずだ。午後7時半から、和太鼓の練習。本番が近づいてきた。少しずつ、練習に熱が入るようになった。)

 
 

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