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創造と想像、そして……

01 2月

養いたい創造力
 今は、全国的に大学や短大、専門学校、そして高校や中学校の入学試験のシーズンだ。様々な形で入学試験が行われてるが、その多くは従来からある筆記試験だろう。ある意味では公平であるが、社会人になったとき、それらが活かされるかははなはだ疑問だ。

 また、この試験で、どれだけ創造性や想像力を試す試験が行われているだろうか。従来型の筆記試験を否定はしないが、多様な人材を育てなければこれからの社会には対応できないのではないかと思われる。

  従来型の学力を重視することは必要だが、それと同時に創造性や想像力を育てなければならないと思う。両者は、車の両輪だと思うが、学校教育では、やや前者に重きを置きすぎているように感ずる。

  日本の子供達の学力が低下したということから、ゆとり教育の見直しが行われ、今年から授業時間が増え、教科書の内容も増える。単純に狭義の学力だけを重視するのではなく、創造する力や知識を活かす力を同時に重視してほしい。

  近年の職場で見る若者達に、若さが感じられるだろうか。ファッションや遊び、ゲームやアニメに対する関する興味や関心はありそうだが、行動力や考え方、アイディアや創造性に若さを感じることは非常に少ないと私は思っている。

  あまりにもすべての「モノ」がそろっていて、創造性を発揮する場面が非常に少なくなってきているのではなかろうか。そういう意味では、物質的には豊かであるが、自分の能力を発揮する場面は非常に少なくなってきているように思う。人と人との関わりが少なく、孤立している人があらゆる階層に増えているようである。

 損得を考えず、自分の夢に向かって、自分なりの道筋を立て、行動する馬力を若者が増えることを期待したい。自分の言葉で語り、自分の足で歩く若者が増えることを期待したい。

(日記:午前中、屋根に登らず、車庫と事務所の屋根の先端の雪をトンボ(グラウンドをならすT型の道具)のような道具で引き落とした。午後は、市民大学で書いた童話の清書。推敲するのは楽しいが難しい作業だ。完成したので妻に読んでもらって、聞いていておかしな部分を改めた。午後4時頃生涯学習課へ提出した。その後、オカリナの童謡曲を編曲。童謡メドレーCDを作るつもり。今日は、あまり雪が降らなかったので助かった。このまま、春になるのだろうか。夜、例によって『てっぱん』を4つ見る。)

 
 

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