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久々に生徒の前に立つ

10 5月

「和太鼓教えてくれませんか?」
 退職旅行で霧島神宮辺りを歩いていた時に、私の携帯電話が鳴った。「選択音楽の授業で生徒に和太鼓を教えてくれませんか?」と北部中のS校長から連絡が入ったのだ。

 「校長先生の希望ですか?それとも音楽の先生の希望ですか?」と尋ねた。教科担任が望みもしないのに押しかけていくのは本意ではないからだ。

 「音楽のS先生の希望です」との返事だったので、二つ返事で引き受けることにした。最近の9年間は、教職員や市民のみなさんの前で話すことはあっても、児童生徒の前で話すことはほとんどなかったからだ。

初めての授業
 体操服で出かけようとしたら、家内が「初めての授業だから背広で行ったら……」という。久々の背広はどこかぎこちない。それもそうかなと思い、バッグに体操服を入れて北部中学校へ出かけた。

素手で椅子をたたいてリズム練習をする北部中学校の生徒たち

 『選択音楽』の受講生は、中学3年生の女子16人。挨拶の後、自己紹介をして早速授業開始。今日は、生徒達のリズム感を確かめるのを主眼に置いて、基本練習中心に椅子をたたいてもらった。

 ビフォー、アフターでどれだけ子ども達が和太鼓を好きになってくれるだろうか?なんとか文化祭までには和太鼓の楽しさを教えたいものである。あっという間の50分であった。

 全国高校総合文化祭で和太鼓を演奏する教え子達(於:福井市)

(日記:午前中パソコンのファイル整理。午後北部中で音楽始動。帰り際に校長宅へよりご主人に庭の花を見せていただく。綺麗な花で囲まれた庭に感心して帰宅。)

 
 

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