旅を終えて感じたこと
鹿児島から始まって宮崎、熊本、長崎、大分、そして、愛媛、高知、香川県を通過した10日間の旅を終えて感じたこと。
1.観光地における資源は、必ずしも自然・文化・歴史遺産だけではなく、魅力ある人間がいるかどうかであると感じた。特に、明治維新に活躍した志士たちが光っていた。
・薩 摩 : 西郷隆盛、大久保利通、島津斎彬、篤姫(天璋院)、・・・
・土 佐 : 坂本龍馬、ジョン万次郎、中岡慎太郎、武市半平太、岩崎弥太郎、板垣退助、山内容堂、後藤象二郎、・・・
特に、今年は『龍馬伝』の影響もあり、坂本龍馬の人気は群を抜いていた。いろんな形の資料館や博物館が至るところにあった。
2.外国人観光客が非常に多かった。特に、アジア系の中国・台湾・韓国の人達が多かった。観光地の看板や標識は、日本語・英語・中国語・韓国語で書かれていた。
3.観光地は二極化していた。観光客の多いところ、寂れて施設が荒廃しているところ等が見られた。
4.その土地ならではの食べ物は観光客を引きつける。長崎のちゃんぽんや皿うどん、宮崎の地鶏、土佐の鰹やクジラ、香川のうどん、・・・・。
5.博物館、資料館をたくさん見たが、魅力ある展示は、客を引きつける。特に、物語性が必要である。映像の使い方、イラストなどの活用などで、展示の方法に工夫が必要であると感じた。
6.ボランティアガイドの簡潔な説明は、観光地の魅力や展示の魅力を倍増することが分かった。
時間を気にせず、自分のペースで、休んだり、急いだりできて良かった。いろんな人達が、それぞれ工夫しながら、頑張っている姿を見ることができた。
“事を為すのは人である”ということがよく分かった。本州と四国に橋を架けることができたのも、人の力である。日本を欧米列強から守ったのも薩摩や長州、土佐などの人達である。
厳しい時代ではあるが、無限にある知恵を活かして頑張っていきたいものであ
◆旅先で買った本:『鹿児島の品格』・『坂本龍馬-自分を大きくする方法』・『坂本龍馬 言行ノート』・『-陸軍特別攻撃隊の真実-只一筋に征く』・『病気を治す食べ方、食べ物』・『「勉強しろ」と言わずに子どもを勉強させる法』・この他旅行関係冊子
(日記:午前中庭木の剪定や旅行の後始末。夜、役所の部課長の送別会があった。久々にネクタイを着用して出かけた。)