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Archive for 4月 16th, 2010

特産品作りとSさんとの再会(6日目)

16 4月

梅栗植えてハワイへ行こう“梅栗植えてハワイへ行こう”を合い言葉に、梅を中心に特産品作りで成功している日田市大山町(※)の道の駅「水辺の郷おおやま」を訪ねた。店内には野菜やたくさんの加工食品が並び、食堂では地元野菜によるバイキングもあった。

上左:道の駅「水辺の郷おおやま」  上右:梅の加工食品  下左:野菜販売  下右:山菜バイキング

店員に店の況を尋ねたところ、事業部部長のK氏を紹介された。k氏から大山町の取り組みについていろいろ聞かせていただいた。とても参考になった。

上:響きの郷  下左:梅林  下右:梅加工所の案内看板

その後「響きの里」を紹介していただいた。途中の道路の両側は梅の木がたくさん植わっていた。しばらくして、「響きの里」に到着した。温泉あり、宿舎あり、食堂ありの憩いの場であった。

画家佐藤さんを訪ねて
  次に、勝山出身で日田市天瀬町に嫁ぎ、画家をしておられる佐藤さんを訪ねた。そして、色々お話を聞かせていただいた。佐藤さんは、中国でも個展を開催するなど日中友好にも大いに貢献しておられる地元の名士であった。嫁ぎ先は浄土信州の寺院であり、佐藤さん自身も布教活動をしておられるとのことであった。

今日は勉強になった一日だった。

(※) 大山町  大山町では、政府がまだ米の増産を推進していた1961年に、米作には不適な山地の地理的特性を生かして、作業負担が小さく収益性の高いウメやクリを栽培し、さらに梅干し等に加工して付加価値を高めるNPC(New Plum and Chestnut)運動を開始した。「梅栗植えてハワイに行こう!」というユニークなキャッチフレーズで知られるこの運動は、農家の収益の向上に寄与し、大山町は全国で最も住民のパスポート所持率が高い町になった。この運動は、後の一村一品運動の原点としても知られている。

勝山出身の画家・佐藤るりさん

(日記:長崎を9時過ぎに出て、日田市へ。大山町と天瀬町に立ち寄り、別府へ到着。)