野生馬のいる都井岬へ
鹿児島を出て志布志を経由し、野生馬のいる都井岬へ。あちこちで野生馬がのんびりと草を食べている。太平洋がよく見え気持ちが大きくなる。
新婚旅行のメッカ、今は
続いて南国の香りのする宮崎、青島へ。途中で一人の高齢者と会う。この人は、以前、宮崎に住んでいたが今は熊本に住んでいるとのこと。「昔は、新婚旅行のメッカでとても賑わっていたんだが、今はだいぶん寂れてしまった」とさみしそうに話した。
東国原知事は宮崎を盛り上げていることが現地ではよく分かる。似顔絵が至るところで見られるからである。ポスター、看板、お土産の包装などに似顔絵が溢れている。
気になる廃屋 その後霧島神宮へ立ち寄り、熊本着。この数日間を通じて感ずることは、廃業により廃屋となった店舗がいたるところで目立つことだ。特に観光地の土産物屋や食堂、観光施設。高速道路のガソリンスタンドまでもが放置されている。
日本の歪みのようなものが散見できて気が重くなる。民間は利益が上がらなければ廃業に追い込まれる厳しさがある。公務員と名のつく者の踏ん張りを期待したい。