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Archive for the ‘未分類’ Category

秋ジャガイモ

24 9月

秋ジャガに初挑戦
  今から20数年前のこと。高校勤務時、修学旅行で車は秋の九州を走っていた。バスガイドが車窓を指さしながら「みなさん、この花は何でしょうか?」と問いかけた。一見してジャガイモだとは思ったが、季節は秋なので、やっぱり違うだろうと考えていた。

秋ジャガイモの土寄せ。どんな味のジャガイモが収穫できるのだろうか、楽しみだ。

  「ジャガイモです!」とガイドの説明。私の経験では、ジャガイモは春の早い時期に種芋を植えて、梅雨前後に収穫するものだと信じ切っていた。秋にジャガイモが生えているなんて、それまでは信じられなかった。従って、ジャガイモに見えても「ジャガイモです」と答えることはできなかった。自分の常識が邪魔をしたのだ。

   ところが、最近、ここ勝山でも、秋ジャガイモを植える人は増えてきている。ジャガイモの保存は結構難しい。冬を越す頃から表面はしわしわになり、年を越すと芽が出たりする。翌年の収穫時まで、保存することは簡単ではなかった。

  もしも、秋ジャガイモを栽培できたら、春のジャガイモは秋の終わり頃まで保存できればよいことになるのだ。そして、秋に収穫したジャガイモを初夏まで保存すれば,一年中、美味しいジャガイモを食べることができるのだ。

 そんなわけで、私は今年初めて秋ジャガイモを栽培することにした。種は注文して購入した。また隣から少し種芋をいただいた。先ず、8月下旬に種芋を植えた。9月に入ると芽が出た。今日、家内と二人で芽かきをし、追肥をして、土寄せをした。

 常識は時には大切だが、時には、真実を見るためには邪魔になることも少なくない。頭を柔軟にすることが大切だ。年を取るにつれてたくさんの常識が身につき、頭の柔軟性を失いがちだ。気をつけなくっちゃ。

片瀬特産の里芋の収穫。明日中に九州の親戚へ送る予定だ。

(日記 午前中、村の広報誌『かたせ瓦版』づくり。第2木曜日は、A4で4ページ。連続物もあるが、特集物もある。月に2回発行するので、結構忙しい。発行は楽しい仕事であるが、毎回産みの苦しみも味わうことになる。午後は、秋ジャガイモの追肥と土寄せ。そして、私達二人の姉妹に送るために里芋も収穫した。また、自家用と友人にあげるためにショウガも収穫した。午後7時半からオカリナ教室。クリスマスコンサートに使用するために、新しいオカリナを購入した。新しいソプラノのF管のオカリナを使って新しい曲を練習してみた。)

 
 

祭りの後

23 9月

反省しながら前へ
 午後3時頃から祭りの後片付け。各種団体の参加の下、ステージの解体、各種提灯を取り外し、拝殿の囲いを元へ戻し、畳を上げるなど、様々な後片付けを行った。あっという間に秋祭りは終わってしまった。

各グループに分かれて祭りの後片付け。組み立てたと思ったらもう解体だ。写真は十二灯の解体作業。

  よりよい祭りを実施するために、反省しなければならないと思う。10月の役員会は各種団体合同役員とし、いくつかの議題の一つに秋祭り反省会を入れるべく、今日役員会案内状を作り、配布した。

  普通、せっかく頑張った事業に対し、あれこれ意見を述べ、改善点を述べることは、主催者にしてみれば気分のよいものではないかもしれない。しかし、これをやらないと、よりよいものにしていくことはできない。

  それにしても、祭りの成否を決定する大きな要素の一つに天候がある。幸い昨日は、終日雨が降ることはなかった。しかし、今日は“雨が降ったり止んだりの天候”である。昨日がこのような天候だったら、ステージ上に赤い絨毯を敷き、『浦安の舞』を舞うことはできなかったであろう。

  これまでの努力に対して、神様が助けて下さったと思うしかない。一日違いで天候には恵まれた。来年も、晴れるよう祈るばかりである。最後には、宮番で、提灯を集会所の二階に吊り、お賽銭を勘定して祭りの勤めは終わった。

(日記 午前中はのんびりと過ごした。その後、10月の各種団体合同会議の案内状を作っている最中に、県の土木部のSさんが我が家へ現れた。県主催、市の建築士会共催で我が片瀬を舞台に、『竹のプランター作りワークショップ』を実施したいということだった。狙いは、「身近にできる町並み作り、景観作りと、他地区との交流」とのことだった。午後3時から、祭りの後片付け。私は、宮番でもあるので、提灯や各種幕の後片付けなども有り、午後6時頃終わった。祭りに来た長女と孫二人が福井へ帰って行った。)

 
 

始まれば終わる!

22 9月

頑張っても頑張らなくても終わる
  今日は片瀬の秋祭り。この日に向けて、少しは努力してきたつもり。「祭りの盛り上がりは地域の盛り上がり」と聞いたことがある。祭りは、多くの人の協力で成り立つからだ。従って、祭りが盛り上がるということは、地域が活性化していることになる。 

奉納芸のトップは小中学生による『浦安の舞』。

  以前に高校生達に言ったことがある。
「試験最終日のことを考えてみなさい。一生懸命勉強しても、全く勉強しなくても、試験最終日は来るのだ。そのとき、一生懸命勉強して最終日を迎えるのと、適当に勉強して(よい成績を残せず)最終日を迎えるのと、どちらが気持ちがよいか、どちらがすっきりするかを考えてみなさい。」 

  それと同時に、自分の高校時代のことを思い出した。私はギターが大好きだった。しかし、試験の数日前から試験最終日までは絶対にギターを弾かないで置こうと決めていた。そして試験が終わった後に、押し入れからギターを出して弾いてみると「ギターってこんなによい音がしたのか」と思ったものだ。 

   私は、何事もやるだけのことをやって、最終日を迎えた方が気分がよいと思う。やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がましだと思っている。今度の祭りもそうだ。少しでも、祭りを盛り上げるためのアクションを起こして祭り本番を迎えたかった。 

  結果は必ずしも満足できるものではなかったかもしれないが、やるだけのことをやって今日の日を迎えたと思っている。何かをやろうとすると反省点も多く見られる。次年度はそのうちの一つでも二つでも改めればよいのだ。何にもしない場合には改めようがない。 

修繕なった太鼓(右)を使った『野良打ち』。我が太鼓のメンバーが出演してくれた。笛は私。

  4つの奉納芸の内、三つに関わった。村の太鼓を修繕したのを機会に和太鼓の『野良打ち』。中学生男子による創作『獅子舞』。そして、挿入芸を新しくした『片瀬豊年ばやし』の三つだ。出演者には感謝したい。小・中学生女子による『浦安の舞』は他の者が担当したが、神社の雰囲気にはよく合っていたと思う。 

  ここ二ヶ月ほどの間の大きな出来事のうち、二つが終わった。残る一つは静岡での『じいちゃんバンド』だが、これは自分たちがやれば済むことだから、気は楽だ。何事も、始まれば終わるのだ。悔いを残さず、前向きに取り組んでいきたい。 

(日記 午前9時半より、片瀬白山神社の祭礼で神事が行われた。その後、戦没者慰霊祭。子ども達は神輿。神事終了後直来で御神酒。その後、神主さんに我が家へ寄っていただいてお茶を飲んでいただく。午後1時に集会所を出発して、『のむき風の郷・秋まつり』会場へ向かう。招待されて銭太鼓『片瀬豊年ばやし』を演じるためだ。午後2時に演技を終えて帰宅。少し休憩。午後4時から『親子和太鼓教室』。終了後帰宅。神社へ祭り会場の様子を見に行く。帰宅して福井の孫達と夕食。午後8時前に神社へ。午後8時半より奉納芸開始。午後9時半より抽選会。いつもより遅くなったのは反省点か。舞台の前に多くの椅子を並べたのは大成功だった。大勢の区民やその親戚の方々が来ていたように思う。会場で片瀬出身者にもたくさん会い、話したり赤ちゃんをだっこさせても
 

中学生男子による創作『獅子舞』。快く引き受けてくれた中学生に感謝。笛は私。

らったりした。疲れたが充実した一日だった。)

太鼓の中から現れたのは凜々しい男子中学生二人。ありがとう。

『片瀬豊年ばやし』の挿入芸“餅つき”。

最後は出演者全員で記念写真。私は、はちまきを直そうとした瞬間に「パチリ!」とやられた。

大盛況だった子供会育成会の模擬店(射的や輪投げなど)。会長さんもにんまり。

 

 
 

秋祭り前日

21 9月

「段取り八分」と言うけれど
  明日は片瀬白山神社の秋祭り。明日までにしなければならないことがかなりある。舞台をいただいた北谷町へのお礼。そして、百万ボルトへ出向き、アイロンプリント用紙、印刷インク等を購入。

獅子舞の布にマークをアイロンプリント。とても時間のかかる作業だった。

  午後は、獅子舞の胴体(布)のマークデザイン。そして、アイロンプリントで胴体に貼り付け。単純そうで時間がかかる作業業だった。夕方になってようやく作業を終えることができた。獅子舞に関して何よりも嬉しいのは、中学生が取り組んでくれることだ。

  自作の『片瀬豊年ばやし』の歌の文句にも書いておいたが、中学生は、まさに「明日の片瀬を支える宝」だ。私たちも奉納芸でステージを賑わすが、後に続く子ども達が同じように、頑張ってくれなければ地域そのものが持続可能にはならない。

 午後7時から、早速この獅子舞で練習をした。先ず、だいたいのストーリーを決め、後はアドリブも含めていかに楽しく演技するかだ。回転あり、肩車ありの獅子舞を二人の中学生が呼吸を合わせて演技できるかだ。二人とも飲み込みが早く期待できる。明日の祭りが楽しみだ。

(日記 午前、午後とも祭りの奉納芸の準備。夕方、祭りの鱒寿司を作るために、新米のコシヒカリを精米した。家内は平泉寺へ出向き、里芋を機械で洗ってきた。早速、夕食に里芋の煮っ転がしが食卓に並んだ。とても美味かった。さすがは我が村の特産物だ。午後7時から二人の中学生と獅子舞の練習。いよいよ明日が本番だ。)

獅子舞の練習を終えて「はい!チーズ」。頼もしい中学生だ。

 
 

実りの秋……芋とショウガと旨い米

20 9月

実りの秋に感謝
  今日は、『農事組合法人かたせ』の稲刈りで、私は当番として一日「稲刈りの補助員」を務める日だ。「稲刈り補助員」は、オペレーターがコンバインで刈り取った稲が籾になっているので、それを軽トラで法人の農舎まで運んで乾燥機に入れるのが役割だ。

今日は肉体労働日。愛車の軽トラで籾運び。

 今日使っているコンバインは古くなっているので、所々刈り残しができる。それを刈り取るのも私の役割だ。晴れたり曇ったりしていたが結構暑い一日だった。今日刈り取ったのは「直播き」の『アキサカリ』だった。直播きは、水管理が難しそうで、雑草対策が大変だと思った。

  直播きの田んぼ3枚が今日のノルマだった。稲刈りは4時に終わった。その後、家内と二人で法人から借りている田んぼへ行き、祭りに使う「里芋」の試し掘りを行った。ついでに、祭りに作る「ます寿司」のためにショウガも掘り取った。

  生姜も里芋も私の大好物だ。自分で使う(食べる)以上に里芋や生姜を作っているが、全て親類や知り合いにプレゼントすることにしている。これも、もしかしたら「かたせ」をブランド化することにつながっているかもしれない。

 “芋と生姜と旨い米”は、我が片瀬のキャッチフレーズだが、今日は偶然にもこの三つに関わったことになる。「片瀬」と聞いたらこの三つを思い出していただけるように、「かたせ」をブランド化したいと思っている。

  夕方、銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の餅つきバージョンの歌詞を考えた。午後8時から『片瀬豊年ばやし』の練習。今日初めて新しい「餅つき芸」を挿入したニューバ

片瀬の特産物生姜の収穫。私の大好物だ。今年もまあまあのできだった。

ージョンを練習した。祭りは、土曜日。果たして上手くいくだろうか。心配ではあるが楽しみでもある。

(日記 午前8時から午後4時まで法人の稲刈りの補助員。その後、自作の里芋の試し掘り都生姜を収穫。片瀬の特産物だ。夕方は、銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の一部を代えるために作詞。午後8時から祭りのための『片瀬豊年ばやし』練習。今日も結構忙しい一日だった。)

 

片瀬の特産物「里芋」の試し掘り。大きさは全く気にならない。小さくても美味しいからだ。

銭太鼓練習。写真は餅つきが済んで餅をまいているところ。

 
 

バンドと獅子舞練習

19 9月

気合いの入る二大イベント
  ここ最近、気合いの入る三つのイベントがあった。その一つ、和太鼓フェスティバル『太鼓魂』は先週の日曜日にそれなりのできで終わった。ほっとした。次の目標は、村の祭りだ。北谷町から組み立て式の舞台をいただいたので、その舞台を有効に活用したい。

 そこで、次の目標は、祭りの舞台の充実だ。今回は、4つの奉納芸を考えている。一つは、小・中学生女子による『浦安の舞』だが、これは他に指導者がいるので任せているが、残り三つは、私が大きく関わっている。

楽しい『じいちゃんバンド』の練習。少しずつ上達している。

 今回、村の太鼓を修繕したので、この太鼓一つを使った『野良打ち』だ。これは昨日練習した。次の練習は、祭り当日だ。これは私の太鼓のメンバーが出てくれるので、何とかなるだろう。

 三つ目は、『獅子舞』だ。これまで、祭り野舞台には男の子の出番がなかったので、中学生のT君に「獅子舞をやってみないか」と話したところ、即座にOKが得られた。T君に獅子舞の話を持ちかけることができたのは、彼が日頃からよく挨拶をする生徒だったからだ。挨拶はコミュニケーションの始まりというのは事実だと思う。

 彼は同じ我が村のK君に話を持ちかけ、今日午後7時に二人が集会所へ集まってくれた。この獅子頭は、私の手製の獅子舞だ。彼らが、私の願いを快諾してくれたことはとても嬉しい。もう一回練習することになった。彼らは、何とかこの獅子舞を楽しい奉納芸にしてくれるだろう。

  四つ目は、銭太鼓『片瀬豊年ばやし』だ。銭太鼓の途中に挿入する芸は、今回新しくするのだ。これまで、二回練習した。明日は3回目の練習をすることになっている。何とか楽しいものにしたい。

中学生による獅子舞練習。獅子頭は私の手製だ。

 村の祭りの次は、10月末に静岡で行われる大学軽音楽部の『OB会演奏会』だ。今日の午後は練習日だ。福井、三国、春江、大野、隣の石川県の白山市からそれぞれメンバーが集まってきた。そして、午後2時から午後8時過ぎまで練習した。

 まだまだだが、少しずつ上達している。本番まで、後4回練習するつもりでいる。これは何とか恥をかかない程度にやりたいと思う。私も、一曲だけは、ドラムをやりたいと思っている。上手くいくかどうかはわからないが、練習だけはして臨みたい。

(日記 午前中、編曲したバンド練習用CDと楽譜作り。途中から強風で傾いたトマトの雨よけを外した。春に組み立てたものを少しずつ壊さなければならない。いよいよ冬に向かうのだ。午後2時から、午後は8時過ぎまでバンド練習。私は、午後7時から8時まで中学生と獅子舞練習。獅子舞練習の後、バンド練習中の事務所へ寄り、次回の練習日を決めた。その後、先日の太鼓大会の反省会に参加。いろんなことがあった一日だった。)

市内の居酒屋で太鼓若手メンバーと反省会。「ママさん達、ご苦労さんでした。別の日にお茶をしましょう!」

 
 

雨の日もまたよし

18 9月

雨の日は創作三昧
  寝床にいるときから、雨の音が聞こえた。田舎の人間は、晴れの日が大好きだが、時々雨の日が混ざるのも嬉しい。晴れているとついつい「何か外で作業をしなければ」と思ってしまう。しかし、そんな考えは,雨の日には無用だ。落ち着いてパソコンに向かえる。

  今日の最初の作業は、CDのジャケット作り。自分なりにデザインし、歌詞カードも印刷した。こんな作業は手作業が多い。午前中の大半を使ってしまった。それでも、自分なりに満足できるものができたと思っている。

  午後は、ジャズのスタンダードナンバーとも言える『ウオーターメロンマン』のトランペットのアドリブ作り。私はトランペットを吹くわけではないが、編曲作業だけはやっている。でも、自分の作ったアドリブをメンバーがきれいに吹いてくれるととても嬉しい。

  アドリブは、ジグソーパズルに似ている。原曲のコード(和音)進行を生かしながら、曲のテーマとなるメロディーとは異なるメロディーを創作するのだ。それは、曲がりくねった川を自由自在に泳ぎながら演技するようなものだ。

  ついでにとローボーンのアドリブも作ってみた。これはたぶん使われないだろうと思うのだが。ところで、私は大学時代はドラムでレギュラーメンバーだった。しかし、今の『じいちゃんバンド』には後輩のドラマーがいるので、そちらにドラムを譲っている。でも、一曲ぐらいドラムを演奏できないか今考えている。

自作のCD『赤尾よいとこ』のジャケット。便利な時代になったものだ。若い頃このような環境があったらもっといろんなことができただろうに。

  和太鼓もそうだが、この頃、細かいリズムを打つとなると、昔できたはずだが、今はスムースにできない。悲しいことだ。でも仕方のないことだろう。プロ野球の往年の名選手が、東西やセパに別れて野球をやるのをテレビで見たことがあるが、どの選手も昔の華麗なプレイとはほど遠い。

  みんなできることができなくなっていくのだろう。しかし、できることもあるはずだと思う。できなくなることを悔やむよりもできることをやっていきたいと思う。今の私には、創作活動は、そんなに年には関係ないように思う。雨の日は、創作活動に限る。隣で家内も何かをやっている。「雨の日は落ち着くね」と言いながら。

(日記 午前中はCD作り。午後は、『じいちゃんバンド』の編曲作業。夜は、祭りの日の太鼓の「野良打ち」の練習。昔はどこの神社にも太鼓が一つ置いてあり、それを祭りに来た者が自由に打ったものだ。それを「野良打ち」と言う。修繕なった村の一つの太鼓を、我が太鼓のメンバー二人が叩いてみるのだ。一つの太鼓でどれだけ見ている人に楽しんでもらえるかが問題だ。ちなみに、一昨日の太鼓大会には、我がチームは大小19個の太鼓と銅鑼を使って舞台で演奏したのだ。)

 
 

オカリナサークルの行方

17 9月

オカリナを楽しむために
  今年中に、音楽がらみのイベントが今のところ4つある。そのうちの一つが昨日行われた和太鼓イベント『太鼓魂』だった。一つの大きなイベントが済んだ後は、何となく気合いが入らない。午前中はのんびりと過ごした。

  今日は久々のオカリナ教室。オカリナに関しては、来月に出番が一つあり、12月にM財団の補助を受けてオカリナコンサートを実施するのだ。今後、このサークルがどのような方向に進んでいくのかを考えなければならない。

 今は、主に、アルトのC管を使って演奏しているが、これでは音域が狭いため、音楽に幅が出ない。そこで、よりよく演奏するには種類のオカリナが必要を考えなければならない。とりあえず、F管のソプラノとアルトをメンバーが持つことになった。

1年の経つのは早い。今年もまもなくクリスマスソングの練習に入ることになる。

  これだけでも音域はぐーんと広がることになる。重厚さや軽快さが出てくると思う。そうなるトム、どんな曲をどのような編曲で演奏するかが問題になる。必ずしも楽譜がそろっているわけではない。何とか効果的な編曲をしなければならない。

 新しいオカリナを購入するのを機会に、一段とグレードアップしたオカリナバンドになることを目指したい。とりあえずは、はたや記念館「ゆめおーれ」のイベント、地域の文化祭、クリスマス、そして、自分たちの演奏会に向けて、技術を向上させたいと思う。 

(日記 午前中、少したまった事務の処理。OB会の会計処理などを行った。午後は、赤尾の銭太鼓曲『赤尾よいとこ』のCD作り。一度原盤を作ってあるので増産するだけだ。と言っても、1枚ずつ焼いてから、1枚ずつCDの表面に題名や歌唱者名、作詞、作曲/編曲者名などをプリントするのだから結構手間がかかる。全て手動式だからだ。その後、昨日使った和太鼓を所定の場所へ納めた。午後7時半からオカリナ教室。10月に演奏する曲の練習をした後、新しく購入するオカリナの種類と色を決めた。今日は一日があっという間に過ぎてしまった。次女が会社の旅行から帰ってきた。明日は、また東京へ戻るのだ。)

 
 

熱き太鼓人たち

16 9月

『太鼓魂』に出演して
  昼過ぎ自宅を出発して、一路今立へ。目指すは『今立芸術館』。今日は、ふくい県民文化祭・太鼓ふれあいフェスティバル『太鼓魂』が行われる日。午後1時半開演。前半は「第15回日本太鼓ジュニアコンクール福井県予選」。そして、特別出演の石川県、富山県チームの演技。その後、表彰式が行われた。

序盤、法被を着ての演奏を行う春駒太鼓のメンバー。

  そして、後半は、「一般の部」で私達『越前勝山・春駒太鼓』の出番は、5番目。演目は和太鼓組曲『九頭龍』。女性8名と私の9名。我が春駒太鼓のレパートリー2曲に新曲を加えて6分半(制限時間は出入り含めて7分間)の組曲に仕上げた。

  今回の最大のメリットは、いろんな太鼓グループの太鼓を聴けることと、いろんなグループから太鼓を貸していただけることだった。これは、太鼓チームにとってはありがたいことだ。軽トラだけで少しの太鼓を運べばよいからだ。

  衣装は、最初は法被、途中で法被を脱ぎTシャツ姿、そして最後は長法被で太鼓を叩いた。長胴太鼓、大太鼓、組太鼓などの演技がありエンディングへ。練習のとおりにできたと思う。細かいミスは別にして。

  演技の後、それなりに誉めていただき、メンバーは喜んでいた。まだまだ太鼓には可能性があることを感じたイベントだった。終了後、出演した全チームが舞台上で 紹介された。その後、全員参加の太鼓と歌。私は客席で見ていた。

大太鼓の演技。

 終了後、全チームのメンバーが玄関先に並んで、観客を見送った。勝山からも、何人か見に来て下さった。ありがたいことだ。我々のチームについてどのような感想を持たれただろうか。

 そして、次は打ち上げパーティー。急に指名されて私が乾杯の発声をすることになった。全チームの助け合いで、気持ちよく太鼓大会に参加できたことに謝意を表して乾杯の発声を行った。このパーティーはとても盛り上がった。いろんなチームの皆さんと太鼓について話したり、まちづくりについて話したりした。

 パーティーの終盤には全員で肩を組んで一つの大きな輪になり歌を歌ったりした。最後に全員で記念写真。こんなに盛り上がった、パーティーは滅多にないだろう。参加させてもらって私もメンバーも大感激だった。

(日記 午前8時半から村の秋祭りの準備。舞台設営にとても時間がかかった。本当は、勝山を11時前に出発したかったが、午後12時半になった。昼食を食べずに今立芸術館へ向かった。そして、太鼓フェスティバル『太鼓魂』に出演。帰宅したのは、午後10時過ぎだった。)

Tシャツで締太鼓のかけ合い。

長法被を着てのエンディングの最後のポーズ。

全演目終了後、舞台上で出演チームが紹介された。

今立芸術館の入り口付近に並んで、観客のみなさんをお見送り。

打ち上げパーティーの後、記念写真。右端が私その横が家内。

 
 

和太鼓一色

15 9月

今立芸術館でルハーサル
  今日は朝から晩まで和太鼓一色。朝起きるなり、立ち締太鼓の補修作業。丸半日みっちりかかった。途中で、ホームエンターへ、木材を買いに一度、ボルトを買いに一度通った。その後、急いで昼食を食べて、事務所へ。

  和太鼓を積み込んで、練習会場の遅羽公民館へ出かけた。遅羽の太鼓と自前の太鼓を使って午後1時から3時半までみっちりリ練習。その後、帰宅して、出発準備。一路、今立芸術館へ向かった。会場で全員集合。

  今回は、いろんな団体から太鼓をお借りすることにした。どの団体も、快く貸して下さることになった。大平太鼓、桶胴太鼓2、対締太鼓2、長胴太鼓10、そして、ドラマで貸していただくことになった。

 子どものリハーサルに続き、大人のリハーサルが始まった。長胴太鼓12、附締太鼓6、大平太鼓1、桶胴太鼓2、銅鑼1で演奏するのだ。練習通りにはできた。2回通しの練習をさせていただいた。

 その後明日の進行について、話を聞き、解散。私は大人の太鼓2チームのリハーサルを見学。先の大会で優勝したチームは男子が太鼓を打ち込むのだが、さすがに迫力があった。大いに参考になった。

  楽器運搬のために、軽トラックで行ったのでナビがなく、高速で往復した。軽トラで高速を走ったのは初めてだった。明日も軽トラで往復しなければならない。明日も忙しい一日になりそうだ。

  帰宅してから、新メンバーのTシャツにアイロンプリントで我がチームのロゴを印刷。原画が見当たらなかったので、新たに作り直した。家内の協力を得て全部終わったのは午後11時半。全く和太鼓一色の一日だった。

  途中で思い直して背中のロゴも作ることになった。コピーでは上手くいかないので全部はじめから作り直して。結局、午前1時前になってしまった。それはよいとして、アイロンプリントでは、色が忠実に出ないので困った。

(日記 和太鼓一色。本番の会場で他チームのリハーサルを見ていたら、むらむらとファイトが湧いてきた。まだまだ和太鼓に可能性があると思った。練習と研究に尽きる。何事も……。)