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Archive for the ‘農作業’ Category

イチゴ ナウ

11 9月

食べるのはひととき、育成は年中
 イチゴを食べる時期は、ほんの2,3週間だ。この間は、自由に食べることができる。しかし、イチゴの苗を育てている期間は、1年中だ。

 イチゴの収穫時期が終わると、先ずはイチゴのランナーを伸ばすのだ。ランナーからは次々と新たな苗が育っていくのだ。子苗、孫苗、ひ孫苗、……とどんどん伸びていく。

自宅の裏で、出番を待つイチゴの苗。根が上手ポットの中が一杯になっている。早く畑へ植えたいものだ。

自宅の裏で、出番を待つイチゴの苗。根が上手ポットの中が一杯になっている。早く畑へ植えたいものだ。

 親苗から伸びたランナーは着地しながら新たな苗を増やし、そこから、根が出るのだ。今年、我が家は家内が、その孫以下の苗にポットをあてがったのだ。

 ポットの中で根が十分伸びた頃、ランナーを切るのだ。これで完全に独立した苗となるのだ。この苗を自宅へ運んだ。そして、今日まで水をやり続けている。そして、今日は、イチゴを植える場所を耕した。石灰を入れ、少しの肥料を入れて耕した。

 一週間後には、たっぷりと有機肥料を入れて耕すつもりだ。10月になったら自宅で待機している苗をいよいよ畑に植え、来年の収穫時期を待つのだ。時間をかけて、苗を育て、水やりをしたりしながら、収穫を待つのだ。農作業の醍醐味はこうした育成期間にあるかも知れない。お金を持っていけば何でも帰るのとは、また違う楽しみがある。

(日記 午前中は、映像編集作業。午後は、イチゴを植える場所を耕した。帰宅後も、映像編集作業。)

 
 

稲刈り今昔

28 8月

昔と比べると作業効率は雲泥の差
 今日も、稲刈り補助員。二日連続はかなりきつい。しかし、コンバインの作業効率は、人力と比べようもないくらいだ。昔は、稲刈りから脱穀までにはたくさんの作業があった。

稲刈り補助員スタイル。組合で米作りをしているが、下は自分の田んぼ。

稲刈り補助員スタイル。組合で米作りをしているが、下は自分の田んぼ。

 先ず稲を刈る
→刈り取った稲を稲株の上に載せておく(しばらく乾燥させる)
→午後、それらを束にして裏返しをして稲株の上に載せておく
→荷車に乗せて“稲架(稲を乾燥させる場所)”へ荷車で運び、そこへ掛ける
→稲架からおろして荷車で自宅へ運ぶ
→脱穀機で脱穀する(藁は束にして保管する)

 これだけの作業をコンバインを一度にやるのだ。そして、軽トラックなどでJAのカントリーへ運んで乾燥させ、臼すりをする。

 昔なら、筵の上で乾燥させる。夜は、小屋などへ入れて保管し、昼は筵の上へ広げて乾燥させるのだ。これもまた重労働であった。

 こうした作業は、今や機械化し、労働時間はかなり短縮した。しかし、機械は高価で、格納する場所も必要だから、経済的には必ずしも有利であるとは言えないが、労働時間はかなり短縮されたkとは間違いない。そんなことを考えながら、今日も作業を続けた。

(日記 今日も『農事組合法人かたせ』の稲刈り補助員。午後7時からは、猪野瀬地区の『第2回文化祭実行委員会』。それぞれの団体が、何をするかを発表し、それらについて話し合った。充実した文化祭にしたいものだ。)

猪野瀬公民館で行われた『第2回いのせ公民館祭実行委員会』。

猪野瀬公民館で行われた『第2回いのせ公民館祭実行委員会』。

 
 

稲刈りとヒエ取り

27 8月

法人「稲刈り初日」
 今日は、『農事組合法人かたせ』の稲刈りの日。私の役目は、稲刈り補助。軽トラックにコンバインで刈り取った籾を載せて、JAのカントリーまで運ぶのだ。 

『農事組法人かたせ』の農舎と私とコンバインなど。

『農事組法人かたせ』の農舎と私とコンバインなど。

コンバインのオペレーター2人、補助員4人で作業を行うのだ。長雨が続いたので田んぼの土は軟らかく稲刈りにはあまりよい条件ではなかった。

 病気に冒された稲もあった。田んぼによっては、ヒエや草ネムが生えていた。ヒエは始末が悪い。昔は、農薬などがあまりなかったので、ヒエの始末は重労働だった。

 昔の稲刈りと比べると、作業効率は格段に違う。田んぼは組合で管理しているが、自分の田んぼの草は原則として、自分で管理しなければならない。

 近々、我が家の田んぼの稲を刈ることになるだろう。そこで、5時半頃、組合の作業が終わったでので、午後6時から家内と二人で我が家の田んぼのヒエ取りをした。だんだん暗くなってきてヒエが見にくくなり、約1時間で作業を終えた。

(日記 今日は『農事組合法人かたせ』の稲刈りで、私は補助員。作業終了後、午後6時から家内と二人でヒエ取り。疲れた一日だった。)

 
 

鳥獣との戦い

19 8月

食べ頃に現れる鳥獣達
 我が家のイチジクが食べ頃になった。それと同時に、鳥や獣がやって来るようになった。明日は、熟するだろうと思って採りに出かけると、ぱっくりと噛みついてある。事務所の裏にあるイチジクだ。町中だから、大丈夫だろうと思って油断していた。

 早速、家内と網を張ってイチジクを囲った。枝が茂っているのでとても作業はやりにくかった。私はイチジクを栽培しているわけではないので、被害を受けたと言っても知れているが、商売にしている人だったら、大変だろう。

 幸い我が家は、山際に田畑がないので、よいが、山際にある人は大変だ。最近では、いろんな獣が平地へも出てくるので、被害を受ける人が増えている。ジャガイモの種を全部掘り取られて植え直した人も少なくない。

 後継者のいない農家に鳥獣害が追い討ちをかけるかのように作物を食い荒らす。もはや電気柵では対応できないようだ。隣村では、檻で田畑を囲っている。今のところ、我が村は電気柵で対応しているが、効果がなくなるのは時間の問題だろう。

 人と動物の共存はなかなか難しい。収穫直前の作物を食い荒らされた農家の怒りはよく理解できる。我が家は植林をしてはいないが、鹿の食害に悩まされている人も少なくない。いろんな面から田舎の生活を難しくしているように思えてならない。

(日記 午前中は数学。午後も作業を継続。午後3時過ぎに、草取りとイチジクの木に長寿害を防ぐための網を張った。完全には防げないだろう。久々に里芋と生姜の畑を見に出かけた。ショウガには少し虫が来ているように思う。里芋の脇から出る子ズイキも切らなければならない。今日も暑い一日だった。間もなく孫達も帰るので以前のように久々に一緒に風呂へ入った。そしていつものように尻取り遊び。)

 
 

朝飯前

23 7月

涼しいうちに農作業
この頃晴れると毎日暑い。そこで今日は、朝飯前に作業をするときめた。集団農場にある生姜と里芋畑へ出かけると,すでに作業をしている人がいた。

生活の知恵だろうか。真夏の暑い日には、早朝作業をして暑くなったら、午前9時前に作業を止めて帰宅するのだ。早い人は午前5時には作業を始めているだろう。我々は、午後6時に出かけた。

ショウガの周囲の草を取り、牛糞堆肥をボカシ肥料と化成肥料少しやり父寄せをした。そして、ショウガの畝の端に古い黒マルチをかけた。少しでも草の生えるのを防ぐためだ。

雨が降ってくれれば肥料も効いて生姜は生長してくれるはずだ。片瀬地区は昔から生姜の産地だが、皆それぞれに自己流の生姜の栽培法があるようだ。しかし、ベテランでもうまくいかなかったり、私のようにど素人の方がうまくいくこともあるから不思議だ。

作業をしていると、どんどん暑くなってきた。帰宅して、改めて朝食を取った。昔の人の知恵だろう。早朝の作業は能率が上がり、健康にもよい。今日は昼寝をしなければ身体が持たないだろう。

(日記 早朝農作業。午後は、部屋の整理。夜は、和太鼓の練習。夏祭り出演のための練習だ。)

 

 
 

イチジクシーズン開幕

14 7月

大粒イチジク
我が家の大粒イチジクが、今日二つの大きな実を付けた。すべての収穫物の初物はかならず仏壇に供えることにしている。二つのうちの一つを家内と二人で味見した。

これから、雪が降るまで大粒のイチジクを収穫できるのだ。食べきれないときには、畑の近所の人たちや友達に差し上げることにしている。スーパーなどではとても高価だ。

始めて収穫した大粒のイチジク。

始めて収穫した大粒のイチジク。

イチジクの木は成長がはやいので収穫しやすいように、枝ぶりを調整している。一本は家内が友人からもらったものだ。その木の枝を挿し木した木からも収穫できた。

また、もう一本は自分で購入した苗を育てたもので、実は小ぶりだが糖度は高い。この3本のイチジクがいよいよ実り始めたのだ。今年は、たくさん実ったらジャムにする予定だ。

ジャムにしてプレーンヨーグルトに入れて食べる味は格別だ。自然の恵みに感謝しながら、家庭菜園を楽しむことができる。イチジクは、ほかの野菜のようにほとんど手がかからなくて、たくさんの実をつけてくれるありがたい果物だ。

(日記 午前中は、本棚の整理。午後1時から、今度篠笛を吹いてくれる太鼓メンバーのFさんと『片瀬豊年ばやし』の練習。私は、三味線の練習をした。まあまあの出来だった。午後7時より『爺ちゃん勉強』。)

 
 

雑草対策

26 6月

家と事務所と田んぼの雑草
草の対策を迫られる場所は、大きく分けると3カ所だ。一つは家の周囲だ。たいした庭ではないが、次から次へと雑草が生えてくる。コンクリートの部分があるから助かるが、そうでない部分の雑草対策を真剣に考えなければならない。

次は、事務所の周辺だ。事務所の横の家庭菜園はまだいいが、そうでない部分、キウイ棚の下などは何とかしなければと思う。お金はかかるが、今日、防草シートを張った。これで、少なくとも5年間は草が生えないはずだ。

もう一つは、田んぼの畦だ。田んぼでの米作りは、組合に任せてあるのだ、安心だが、畦の草は田んぼの持ち主がすることになっている。年に3回は草刈り機で刈らなければならない。

今年は、畦の一部に防草シートシートを張り、残りの部分は草刈り機で刈ることにしたが、時々、除草剤も撒布することにした。

午前中は、今年2回目の除草剤を撒布したが、手動式なので、かなりハードな仕事だった。左手で常にポンプを動かし、右手で撒布するのだ。背中には、10㍑の液が入ったタンクを背負っているのだが、暑さで汗をたくさんかいた。草の対策には頭が痛い。

久々のギター練習。腕はかなり落ちたがそれでも楽しい。

久々のギター練習。腕はかなり落ちたがそれでも楽しい。

(日記 午前中は除草剤撒布。午後は、事務所の周辺のキウイ棚の下辺りに防草シートを張った。午後4時頃から、事務所で数学。途中で、カラオケに合わせてギター練習。若い頃簡単にできたことが今は簡単にはいかない。それでも、ギターを弾いていると気持ちだけはワクワクする。午後7時半から横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。 )

 
 

「自給自足」が加速

16 6月

ジャガイモ、玉ねぎ、ニンニク収穫開始
家庭菜園のおかげで、最近、イチゴとエンドウはたっぷり食べることができた。大満足である。食べきれない部分は、保存食として保存してある。イチゴはジャムに、エンドウは粒にして冷凍食品に。

今日、初めて玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニクを収穫した。春から、水菜をはじめ菜っ葉類、そして、エンドウなどが我が家の食卓を飾ってきた。そこへ、新たなジャガイモなどが加わった。

初収穫の玉ねぎとニンニク。この後、ジャガイモも初収穫した。

初収穫の玉ねぎとニンニク。この後、ジャガイモも初収穫した。

ジャガイモは、早速初物を仏壇に供え、我々も粉吹き芋にして食べた。新鮮なジャガイモは茹でると、指で挟むだけでするっと皮がむけてしまう。それにバターを付けて食べるのは最高だ。

掘り取ったすぐのジャガイモは、とてもおいしい。特に、今年のじゃがいもはできがよい。当分は新鮮なものを食することができる。当分の間、自家用野菜が食卓に上ることになる。きゅうりとナスの漬物、玉ねぎとジャガイモの味噌汁。

食卓を彩る緑色の菜っ葉類、冷凍庫に保管した自家用野菜、各種ジャム、漬物類、・・・・・。かなりの野菜が自給自足で賄っている。作物の育つのを見る楽しさとともに、経済的にも助かっていると思う。家庭菜園バンザイ。

(日記 今日も朝から戸棚作り。ようやく完成した。それと同時に物置を整理してごみ処分場へ。不用品が減った分だけ気分が軽くなる。まだまだ断捨離とは言えない。ジャガイモ、玉ねぎ、にんにくの初収穫。午後7時半から、孫の『爺ちゃん勉強』。慌ただしく一日が過ぎた。)

 
 

緊急人材

02 6月

突然お電話で行動変更
 朝7時半に、法人の理事長から「今日、ハウスのビニールシート外しの手伝いしてもらえんか」との電話があった。作業は8時から。朝食はまだ。30分以内二朝食を地路、作業の準備をして農舎まで行かなければならない。

ハウスのビニールを外した後、余った苗を補植のために移動させた。

ハウスのビニールを外した後、余った苗を補植のために移動させた。

 私も、毎日目の回るような忙しさだが、自分で忙しくしているのでこうした急な要請に応じることができる。退職して、自宅にいるということは地域にとっては必要なことだと思う。

 日中は若い者は勤めに出ている。市内にいる者もいれば、福井まで出かける者も少なくない。何か緊急事態が起こったら、すぐに駆けつけられるのは我々退職者だ。

 そんなわけで、農舎横のハウスのビニール外しを3人で行った。いずれも、私と同じような立場の者だ。ビニールを外し、道路に広げて折りたたみ、破れたところは補修をした。約3時間の作業だが、熱くて汗だくになった。

 それでも、あれこれ話ながらの作業はたまにはよい。夜は、また、法人にお担当者から電話があった。「土曜日に麦刈りに来てほしい」とのことだ。コンバインで刈り取った麦を軽トラでカントリーまで運ぶ仕事だ。田んぼを預けている立場から言えば、たまにはこうした仕事も悪くはない。

勉強の後、孫達の会話が楽しい。最後に、3人で歌を歌ってくれた。

勉強の後、孫達の会話が楽しい。最後に、3人で歌を歌ってくれた。

(日記 午前中は、麦刈り。暑い日で汗だくになっての作業だった。午後は例によって数学。午後7時半から横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。勉強の後の歌が楽しい。)

 

 

 

 

 

 

毎日たくさんとれる我が家のエンドウ。畑のご近所にお裾分け。

毎日たくさんとれる我が家のエンドウ。畑のご近所にお裾分け。

 
 

雑草との戦い

27 5月

雑草対策
 大きな庭があって、築山があり枝振りのよい松が生え、池がある……そんな屋敷を持ちたいという願望は多くの人が持ち合わせていたのではなかろうか。

 しかし、歳を取り、雑草対策がおっくうになると、そんなに我はお荷物になるようだ。知人の多くは、庭木の手入れや雑草対策に手を焼いているようだ。雑草は、とってもとっても伸びてくるのだ。

 枝振りのよい松も、常に剪定しなければ、雑木のようになってしまう。池は青ごけなどが生え、水は濁ってしまうのだ。そして、年がら年中雑草との戦い。秋になれば葉っぱが落ち、雪囲いもしなければならない。

 若いことはそんなに苦にならなかった屋敷の維持も歳を取るにつれて負担になってくる。我が家は幸いそんな立派な庭を持っているわけではないが、雑草には悩まされている。

 そんなわけで、今日は庭の一部に除草剤を撒布した。本当は除草剤を使いたくないが、手間がないのでやむを得ず、庭の一部、そして,田んぼの周囲などに除草剤を撒布した。除草剤を少しでも少なくするために、土手には防草シートを張ったが、秋までは草との戦いが止むことはないだろう。

(日記 午前中はもっぱら数学。午後1時半から鹿谷公民館で銭太鼓の指導。帰宅して除草剤撒布。)