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健康維持のための体操

27 9月

二通りの体操
  私は月1回、鹿谷町の年配の方々に銭太鼓を教えている。というよりも、リズムに乗れるよう指導していると言った方が当たっているかもしれない。音楽は、リズムがあってその上にメロディーが乗っている。

  銭太鼓のようなリズミカルな芸は、きちんとリズムに乗っていなければ観る人が心地よく感じられない。ところが、曲のリズムではなく、歌詞を追い過ぎるとリズムが不正確になりがちだ。その部分を月一回指導しているというわけだ。

  ところが、振り付けが複雑で、音楽が速い曲になると銭太鼓の演技はあやふやになり、リズムに乗りきれないのだ。そこのところを私は指導しているに過ぎない。

   銭太鼓を練習をしているメンバーがよく言うのは、「間違う」、「覚えられない」、「忘れる」などだ。そんなとき私は答える。「今、最も脳が働いている時間ですよ。」と。

  実際のその通りだと思っている。先ず音楽を聴き、それに合わせて銭入りのバチを様々な方法(振り付け)で振るのだ。その際、必ずリズムに乗っていなければいけない。速過ぎても遅過ぎてもいけない。

  かなりの動作を一度にしなければならず、脳としては大忙しだろう。だから、脳の体操になっていると思っている。ちょうど「音読」が脳によいように「銭太鼓」も脳にとってはとてもよい体操だと思っている。

  年をとると、身体の「体操」と共に、脳の「体操」も重要だと思う。いつもこんなことを言いながら、おばさん達(失礼!同年代だ)と楽しく銭太鼓を練習している。

 「難しい」とか「できない」とか嘆くのではなく、今、頭の体操をしているのだと思えば気持ちも軽くなるといういものだ。心の持ちようで腹も立たず、前向きになれる。

猪野瀬公民館で行われた『市長と語る会』で挨拶する山岸市長。

(日記 午前中は、鹿谷公民館で銭太鼓の指導。かなり完成度が上がってきた。帰り際に、いろんな雑用を済ませた。午後は、広報誌『かたせ瓦番』の校正。完成したが、写真ページがきれいにできなかったのでやり直し。かなり時間がかかったが、予定の午後5時までには完成した。市からの配布物と共に班長に配った。午後7時より猪野瀬公民館で『市長と語る会』。私も、1つの質問と1つの要望を述べた。善処を望みたい。終了後、『猪野瀬区長会』。)

 
 

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