いろんな音楽が流行った
私の育ったここ60年の間には、いろんな歌が流行りました。小学校時代には、歌謡曲や浪曲なども流行っていたように思います。
中学校、高校時代になると、日本の歌と外国のポップスが同時に流行っていました。外国の歌手では、ポールアンカやプレスリー、そしてビートルズ等が有名になり、彼等の歌をよく耳にしました。
一方日本では、歌謡曲が流行っていましたが、ロカビリー全盛時代となり、グループサウンズ、フォーク等が流行しました。今は、いろんな歌手がいろんな歌を作り出し、みんなで一緒に歌う歌がないほど、多様化しました。
演歌の女王
私も大学時代には、バンドを組み外国の曲を中心に演奏していました。しかしながら、一番たくさん耳にしたのは演歌ではなかったでしょうか。したがって、歌を作るとなると、演歌や民謡系が中心になってしまいます。
そして、私が一番好きな演歌歌手といいますと、先ず女性では、“島津亜矢さん”です。彼女の歌の歌のうまさは群を抜いているように思っています。
残念ながら、彼女の全国的なヒット曲は少なく、彼女の歌を知らない人も結構多いのではないでしょうか。紅白歌合戦は、『感謝状~母へのメッセージ~』を歌って一度出場しただけですが、なぜ紅白歌合戦に毎回出場できないのか、不思議でなりません。私は彼女の歌をたくさん知っています。
今日福井でコンサート
その「島津亜矢コンサート」が、福井のフェニックスプラザであり、家内と二人で聴きに行きました。歌のうまさ、声量には圧倒されました。感激しました。今日はいろんな歌手の歌もたくさん歌いましたが、本人以上のうまさであったと思っています。
途中で彼女が通路を回りながら、歌を歌う場面があり、島津さんが我々の席の近くへもやってきました。家内は、我を忘れて立ち上がり彼女と握手しました。
実は私も、曲作りの参考になるようにと、彼女のCDを買ったので、コンサートが終わった後で握手をする機会があり、感激しました。
私は、趣味で、演歌を作っていますが、どの歌も、“もしも島津亜矢さんが歌ってくれたらなあ”という願望を持っています(まったくかなわぬ夢ですが・・・)。
私のiPODには、彼女の歌がたくさん入っています(ジャズやロック、民謡等もたくさん入っていますが)。出張の行き帰りの電車の中では彼女の歌をたくさん聴きました。また、彼女の得意なセリフ入りの演歌を、私も真似て作ってみました。
彼女の歌は、私の歌作りに大きな影響を与えているように思っています。私は、彼女の歌のファンであるというよりも、彼女は“私の歌作りの先生”であるというように勝手に考えています。
刺激を受けた一日でした。また、いろんな歌を作ってみたいと考えながら帰宅しました。最新バージョンのソフトも手に入れたところだし・・・。