頭のMRI
世の中、変わったなあと思う。身体の見えないところを見ることができるようになったからだ。この前は、CT、今日はMRIだ。二つの区別がよく分からない。今日は、頭のMRI を撮るというので済生会へ行った。
CT(コンピューター断層撮影)検査は、寝台に寝ている患者にX線を照射しながら身体の周りで機械を回転させ、人体を透過したX線の量をコンピューターで解析して、人体の輪切り像(横断面)を作る装置だという。この装置の進歩は近年著しく、装置の高速化と検出器の飛躍的な進歩によって、より短時間に、より広い範囲を、しかもより細かく撮影できるようになたっという。
一方、MRI(磁気共鳴画像診断)検査は、磁石と電磁波を使って人体のあらゆる断面を撮影する検査だという。CTと比べてX線被曝を受けることなく、あらゆる断面を撮像でき、病変の検出率が高いという。しかし、撮像時間(検査時間)が長いこと、またペースメーカーや体内金属のある患者には検査できないこと、検査時中の音がうるさいという欠点があるという。
昔は、それこそ土管のような細い所に台車で入って検査したものだ。そのため、閉所恐怖症の者は困る。私も、昔の機械では恐怖心を感じた。昔に比べれば今の機械はかなり開放的である。しかし、気持ちのよいものではないし、 音もかなりうるさい。
検査は午後2時半で医師の説明は翌日ということで帰宅した。頭がふらふらしてなにもする気がしなかった。こたつに入って、テレビを見たり本を読んだりしていた。ここ数日は「休養日」と決めてのんびりすることにした。健康の有り難みが分かるここ数日だった。
(日記 午前中は、頭がふらつくのでこたつに入って休養。家内に運転してもらって福井の済生会病院へ行き、午後2時半頃、頭のMRIを撮った。帰宅しても休養。何もしないと決めた。)