やはり政治家は庶民とは別
朝から、数学をやったり音楽をやったりしながら、衆院予算委員会の質疑を聞いていた。野党の質問に対する総理や担当大臣、関係者の答弁を聞いていると、庶民感覚とはずいぶんかけ離れているなあと思わざるを得なかった。「知らない」で事が済むのもいかがなものだろうか。今日のニュースでも政治資金詳しい日大のI教授が、「政治資金規正法は抜け道の多いあいまいなものだ」と述べておられたがその通りだと思う。
私は、政治的には右でも左でもないと思っている。右であろうと左であろうと「良いものはよい、よくないものはよくない」と思っている。
しかし、世の中、与党に反した意見を述べると「左」か思われがちだ。左右どちらでもないとすると「中道」ということになるが、それでもない。
強いて自分の立場を表すとしたら「上」だろうか。人の「上」という意味ではない。右も左もある程度は見える位置にいるという意味だ。両者の立場をよく見極めて自分の立場を決めているつもりだ。
だから、既存の政党を見ても、自分とは意見の分かれる部分もあるし、意見の合う部分もある。個々の問題について自分の立場ははっきりしているつもりだ。やはり、国会では健全な野党が必要だということだけははっきりしている。過去の歴史を見ても、それは明らかである。初めに結論ありきで、物事が進むことだけは納得できない。よく、議論をして進めてほしいと思う。
(日記 午前中、数学。衆院予算委員会の質疑を聞きながらの作業だった。午後は、音楽。ジャズのアドリブ作り、と言っても我流だが。あっという間に一日が過ぎてしまった。)