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宇宙船地球号

06 4月

もっと快適に過ごせないのか
 私たちの住むこの地球を大きな目で見れば、無限の大宇宙に浮かぶ一粒の砂よりももっと小さいかも知れない。その小さな地球上で日々殺戮が行われている。いつ終わるとも知れない戦争だ。

 尊い命が毎日のように失われてる。命が失われていると言えば、戦争ではなくて餓死している人も少なくないという。ところが同じ星の上では、食べきれずに食べ残して捨てる食べ物がゴミとなって捨てられている。

 そうかと思えば、同じ国の中でいがみ合っている。それが争いとなってここでも殺戮が行われている。そうかと思えば、その争いを利用して他国が一方に荷担し、別の国が反対側に武器を送り、いつまでも平和が訪れない。

 もしも、地球以外に生物が存在していたとして、この有様を眺めていたらあきれかえるだろう。動物だって、仲良く暮らすために、いろんな方法で無用な争いを防ぐ方法を編み出している。

 話し合いでは収まらず、石を投げ合っていた者同士が、やがては、弓矢を持ち出し、それが鉄砲や爆弾に変わり、もっと威力を持った武器にということで核になり、さらに……と、いつまで続くのだろうか?

 世界は大きく米ソを中心に二極化していたが、ここに第三極“グルーバルサウス”が登場した。これが平和をもたらす存在になるのか、それとも、三つ巴の争いになるのか。

 この三番目の南半球を中心とした新興国や途上国グループ“グローバルサウス”が、このクレイジーな国々の頭を冷やす役目を果たすよう期待したい。 

 
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Posted in 政治

 

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