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第5回 中学校再編準備委員会を傍聴

21 2月
第5回再編準備委員会

 午後7時から市の教育会館で行われた中学校再編準備委員会を傍聴。冒頭、委員長の挨拶。「県内では、あちこちで探究学習が進み、成果を上げている」と。それならば、なぜ、勝山だけが無理矢理中高併設にして探究学習を目指すのか。他の所では、中高別々でもちゃんとやっているのではないかとの素朴な疑問が湧く。

そして、教育長から先日行われたパブリックコメントの意見が紹介された。(以下写真で)

 今、勝山市では中学校再編に関して市民の意見が二分している。この案を推し進めたい市ともう一度考え直してほしいという市民の意見がなかなか収束しないでいる。

 最も市民が疑問に感じているのは、勝山高校の敷地の中にグラウンドも体育館も持たず、音楽室や理科室、家庭科室などは全て高校の校舎の中に作り、体育館やグラウンドは共用するという「勝高併設案」に対してだ。

 事の起こりは、勝山高校の定員割れが続き、何とか存続させたいと。(その後、小規模校でも残すとの高問協の答申あり)。それには、中学校を勝山高校にくっつければ連携が進み、少しは勝高進学者が増えるだろうとの一市議の発想が発端だとか。(議会議事録参照)

 「勝高併設だけは止めてくれ!共倒れになる、どちらにも良くない」と、この一点について、多くに市民から考え直してほしいと必死で訴えているのだ。しかし、この方向で着々と計画は進められつつある。一度は4,000筆あまりの署名、2度目の署名は現在7,000筆を越えている。それでも、この案を強行されようとしている。

 「勝山高校に併設すれば、全国に誇れるジオアリーナがあり、長山グラウンドもあ理、部活動の選択肢も増えるる」と、ことあるごとに説明するが、中学校に与えられたスペースはジオアリーナ半分と長山グラウンドだけ。勝山高校の敷地の中に校舎を建てて併設しても、結局は元の中学校を使わなければ部活動はできないと、再編準備委員も述べている。(全て市のホームページで閲覧可能)

 なぜ考え直してほしいか、私の意見を今後少しずつ述べたいと思うが、紙面の関係で今日は速報のみ。

 

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