期待と不安の季節
三月は異動シーズンであり、期待と不安の入り混じった季節だ。若いころは、先ず分の異動が気になった。「今度は異動があるのだろうか、ないのだろうか?あるならどこか?」
転勤後の期間が短い場合には、自分の異動はないが、「誰が転出し、だれが転入するのか」が気になったものだ。特に、管理職の異動がありそうだと、また、気になったものだ。
同期に入った者や一緒に働いた仲間の異動にも関心があった。そのうちに、少しずつ立場は、異動に関わる立場になり、本人の希望する地に異動させてあげたいと思っても、すべての願いを実現することができずに苦労した時期もあった。
今は、全く傍観者の立場で、かつても後輩たちの異動を見守っている立場だ。かつての仲間も、次々と退職するようになる。その後、何をしているのだろうかと気になるところもある。
年齢で区切られているために、まだまだ現役以上の働きをすると思われる仲間も後輩に道を譲って退職者としての次の人生を歩んでいるようだ。一部は、私学の講師をしているようだが。
4月は、こうした異動以外にも、進学や就職で、がらりと生活環境が変わる場合がある。また、自分が新しい職場へ移動した場合には、マンネリから抜け出せるチャンスであり、新しい仲間と出会える可能性もあり、不安より期待が大きい場合もあった。とにかく、4月は、期待と不安を持った「旅立ちの季節」」であることは間違いない。
(日記 起床直後、頭を動かすたびに目まいがする。このままでは何もできない。その上、少し頭痛。家内に運転してもらって済生会へ。「目まい」専門の医師に診察を受ける。明日、頭のMRIを撮ってもらうと決めて帰宅。全く何もせず、こたつで過ごす。)