退院
待ちに待った退院の日。入院中、一番困ったのは、食事だろうか。健康的には考慮されているのだろうが、食事の楽しみというと、少し物足りない。それでも、入院中の生活で一番の楽しみは食べることなのだが。
やはり入院生活は、普通ではない。やむを得ないことなのだ。しかし、空気の有り難みをあまり感じないで生活しているように、日々の平凡な生活の有り難みを感じることは少ない。
しかし、こうして入院してみると、行動は制限されるし、食事は制限される。自由なのは、頭の中だけだ。それでも、入院して、不自由なところを処置していただいたことには大いに感謝している。
これまで何度入院しただろうか。この病院だけで、三度入院している。入院してしまうと、頼みの綱は、主治医や看護師さんだ。
今後は、「平凡」な日々に感謝し、無理はしないで毎日を送らなければと思う。そういう意味では、今回の入院も自分を省みるよい機会になったと思っている。
(日記 午前10時過ぎに、いろいろ手続きを取って退院。家内が迎えに来てくれた。二人で、ささやかな退院祝として外食。帰宅後、歯医者へ。午後4時頃、南小学校で明日の生活科の授業の打ち合わせ。明日は、二クラス合同で体育館で授業をするというので、パワーポイントがうまく使えるかどうかをテスト。うまく作動すると分かった。帰宅して、午後10時過ぎまで、明日のパワーポイント画像の修正と仕上げ作業。ようやく準備ができた。)