多い戦争ドラマ……二度と繰り返すまい
朝ドラ『花子とアン』を欠かさず見ている。どらもの時代は戦争のあった時代だ。国内が戦争一色になっていく。新聞もラジオも世の中の仕組みもすべて、戦争賛美の方向へ向かっていくのだ。
最近の朝ドラでは、『梅ちゃん先生』、『ごちそうさん』、そして、今の『花子とアン』も全部戦争前後の物語になっている。視聴者の多くは、その戦争の結果が知っているだけに、戦争の持つ恐ろしさ、危うさ、空しさをよく知っている。
しかし、当時の指導者は、そんなことはお構いなしに突き進んでいく。そして、一般大衆に多大な影響力を持つマスコミも同調して国民を戦争に巻き込んでいく。
これらのドラマが繰り返し報道されるのは、なぜだろうか。今の時代がいつか来た道に通じるからだろうか。戦争体験のない人が増えて、戦争の悲惨さが伝わらない時代が来るのではなかろうか。今の世の中、言論により平和を模索するというよりも、武器によって平和を維持するという方向に向かっているように思える。
(日記 入院三日目。例によって、リハビリと諸検査。自由時間にパソコンで紙芝居の絵を描く。といっても、タブレットがないので簡単にはいかない。夜、サッカーの試合を見る。素人目にも、世界のトップレベルとは、まだ差は大きいように思う。)