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昔話を学ぶ

27 10月

『第19回福井県児童文学のつどいin福井』
福井市の『福井市おさごえ民家園』で『第19回福井県児童文学のつどいin福井』が開催された。私たち『かっちゃま児童文学会』から3人が参加した。

囲炉裏の周りで聞く昔話はとても雰囲気がよくよかった。

囲炉裏の周りで聞く昔話はとても雰囲気がよくよかった。

『おさごえ民家園』へ行くのは初めてだった。会場の藁葺き民家へ入ると、囲炉裏の周りには各地区の童話グループの会員が集まっていた。

挨拶の後、第Ⅰ部は、各地に伝わる昔話や伝説の読み聞かせだった。読み聞かせの中に方言が入るととても新鮮だった。話し言葉もなかなかいいなと思った。

その後、この文学界の代表である藤井先生の『昔話の語り口とその魅力』についての講話があった。童話を書く際にも参考になる話だった。

しばらく休憩して,第Ⅱ部が始まった。まず最初に「ももたろう」の朗読があり、五つのグループに別れて「ももたろうのその後(後日談)」をグループのメンバー全員で考え、創作し、文章にして発表するのだ。

 

グループに分かれて、各グループ一つずつ「ももたろう」の後日談を創作した。みんなの意見をまとめて一つの話にするのは、時間はかかるが楽しい作業だった。

グループに分かれて、各グループ一つずつ「ももたろう」の後日談を創作した。みんなの意見をまとめて一つの話にするのは、時間はかかるが楽しい作業だった。

私の班は6人だった。それぞれが思い思いに「ももたろう」の話のその後を考え、一つの話にまとめて発表するのだ。なかなか面白い作業であった。しばらくして、五つの班が「ももたろう」のその後の話を創作して囲炉裏の前で発表した。

3人寄れば文殊の知恵というが、各班5、6人で考えて一つの話にするのでいろんな話があり、各班のメンバーの想像(創造)力に感心した。

創造することの面白さを再認識した。今後も童話づくりに取り組みたいという気持ちを新たにした。昔話とかやぶき屋根の家や囲炉裏はよくマッチしていた。

県内各地の民家が並ぶ『おさごえ民家園』。なつかしい風景であった。

県内各地の民家が並ぶ『おさごえ民家園』。なつかしい風景であった。

(日記 午前中は、オカリナ曲の編曲。その後、TさんとSさんの三人で福井の『おさごえ民家園』で開催される『第19回福井県児童文学のつどいin福井』に出席するために車でいっしょに福井へ向かった。楽しい会であり、勉強になった。また、『おさごえ民家園』のかやぶき屋根の家や囲炉裏がなつかしかった。囲炉裏の周りで聞く方言の入った昔話は、自分を子供時代に引き戻してくれるようだった。楽しく、刺激のある会であり、参加してよかったと思った。)

 

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