薄切りにするのはもったいないけれど
我が村は、ショウガの産地だ。ショウガは健康によい。しかし、区民のみなさんはどれだけショウガを食べているのだろうか。
かくいう私は、ショウガ大好き人間。特に柔らかい新ショウガの味噌漬けは最高だ。一夜漬けでよい。3~5mmの厚さにスライスした新ショウガを味噌の中に入れておくだけでよい。
塩分は身体によくないと思うので、私は味噌を洗って食べることにしている。新米と一緒に食べれば食が進む。辛さが最高だ。
ところでこのショウガだが、一年中食べるには、少し考えなければならない。保存食なら、味噌漬け、醤油漬け、酢ショウガ、梅干しの中に入れる紅しょうがだろうか。
調味料としてなら、おろしたものをビニール袋に入れ、薄くして冷凍すればよい。チョコレートのように、割って使うことができる。
もう一つの使い方は、『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』にすることだ。体を温めて「免疫力」をアップすることができるのだ。
体の「冷え」は万病の元。 体温が、一度か二度下がるだけで免疫力は大きく低下し、病気になる危険が増えるそうだ。低体温改善に「しょうが」はとても有効だ。
生のしょうがは、一時的に手の指の温度を上げるが、その後、体の内部の温度を逆に下げてしまうらしい。ウルトラショウガはしっかりと体温を上げてくれるらしい。
「ウルトラしょうが」とは、乾燥したしょうがなのだ。 作り方は簡単だ。ショウガを薄切りにし、天日で一日、または室内なら一週間乾燥させるだけでよい。
私は乾燥したショウガを粉砕して粉末にしておくのだ。そして、小さな瓶などに入れて食卓に置けば、何にでも使える。味噌汁に入れてもよいし、鍋にも使える。
日射しのまだ強い9月半ば頃に作っておくべきだったが、何となく忙しくて今日になってしまった。日射しが弱いので、乾燥には2、3日かかるかも知れない。
せっかく作った大きなショウガを細かく切り刻むのは、心苦しいが、やむを得ない。でも、薄切りにするにはこうするしかない。片瀬特産のショウガが健康に役立てばと思う。
(日記 午前中は、紙芝居の原作づくり。あるコンテストに応募するためだ。宝くじは買わなければ当たらないように、コンテストも応募しなければ入賞しない。目標を持って行動することが楽しいのだ。結果はどうでもよい。午後は、親戚に送る里芋とショウガを収穫した。そして、『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』作りもした。夕方は、横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。夜は、猪野瀬公民館で文化祭についての会議。続いて猪野瀬区長会。e その後、遅羽公民館へ。約二時間半、文化祭に出演する三室太鼓のメンバーに新曲を指導。今日が最後の練習日。本番でうまく演奏できるだろうか。午前中はのんびりしていたが、夕方から夜にかけては忙しかった。)