限られた時間の中で
この頃、プライオリティー(=priority:優先順位)について考えることがある。自分個人について言えば、やりたいことは山ほどある。やらねばならないこともある。
時間が無限にあるのなら、やりたいことの全てにチャレンジすればいいだろう。しかし、体力的にもきつくなり、時間も限られた中で何かをやろうとすると、やはり優先順位を考えざるを得ない。
友禅順位の低いものは、後回しにするというよりは捨てなければならない。そのかわり、優先順位の高いものについてはじっくり時間を掛けて取り組みたいものだ。
これを、政治の世界についても同様に考えられる。優先順位の高いものから取り組んでもらいたいと思う。国家の思う優先順位と国民の願う優先順位が必ずしも、一致していないように思う。
地方都市は、過疎化、少子高齢化が進んでいる。そんな中で、行政がなすべきことは何だろうか。やるべきことはたくさんあると思う。
やるべきことの中から、優先順位の高いものから実現してほしい。そんな中の一つに“若者の働く場の確保”を私は願っている。
ただし、若者の働く場と行っても、二通りの考え方があると思っている。一つは、若者の働く場を行政なり第三者が作ること、もう一つは、若者自身が働く場を作ること(創業)だと思っている。
後者は、そうしたことができやすい支援が必要であろう。当市でも、インキュベート施設を作ったが効果はどうだっただろうか。
安倍内閣も、プライオリティー(優先順位)をよく考えて着実に実践してほしいと思う。全ての国民が潤う施策はなかろう。影の部分も忘れないでいただきたい。
(日記 午前中は、休養。午後は家内と二人で秋ジャガの植え付け。法人で借りた畝を耕し、種芋を植えた。同じジャガイモでも春のものとはかなり異なる。特長を生かして料理に使わなければならない。)