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Archive for 8月 29th, 2013

稲刈り補助員

29 8月

秋晴れの下で
  『農事組合法人かたせ』の稲刈り補助員当番の日だ。だいたい、2回は割り当てが回ってくる。今日はその日。組合では2台のコンバインを持っている。2班に分かれて作業。

  私は、大きい方の機械についた。私の班は40歳代のオペレーターに補助員は3人。年齢は、70歳代二人と69歳。そのうち二人は軽トラで籾をJAのカントリーへ運ぶのだ。私もその一人。

 コンバインでは刈りきれない田んぼの隅は稲刈り鎌で刈るのだ。子どもの経験が生きる。全く経験のないものはどうだろうか。コンバインのタンクに籾がいっぱいになると軽トラを横付けして軽トラに設置してある袋に流し込むのだ。

  全て機械化されているので、ありがたい。もしも、私の子供の頃なら、稲刈りをして、脱穀し、それを籾にするまでにはかなりの工程があった。

  稲を刈ったら、株の上にのせておいて、午後それを裏返しにしながら束ねるのだ。夕方は、それらを道まで運び荷車で稲架まで運ぶのだ。そして、籾や藁が乾燥したら、自宅へ運び脱穀機で籾にするのだ。

 その後も、乾燥機または天日で籾をを乾燥させるのだ。天日の場合、コモを敷き、その上にむしろを敷いてもみを乾燥させるのだ。雨でも降ろうなら大変だった。今は、乾燥はJAで行うのだ。

 作業はほとんど機械化し、ほとんどが男性の仕事になってしまった。昔は、女性の仕事が多かったが、今は、逆転してしまった。午後5時半に作業は終わった。話をしながらの作業はとても楽しかった。

(日記 午前8時から午後5時半まで稲刈りの助手。午後6時半過ぎより久々の『爺ちゃん勉強』。午後8時より、遅羽公民館で和太鼓の練習。前半は子どもの練習。後半は大人の練習だった。結構忙しい一日だった。)