家紋を刷る
ここ数週間準備していた『家紋入りすだれ作り』を実施する日だ。午前8時半より、会場準備。県の住宅建築家のTさんや建築士会の I さん達もやって来た。
先ずは会場準備。机を並べ、資料を準備。午前9時半に区民や勝山の建築士会の皆さん都その家族が集まってきた。開会に当たり、地元区長として挨拶。そして、建築士会の I さんが家紋の歴史とすだれについて説明。
その後、区民のTさんがすだれを編む実演。「アシ」のかわりに割り竹を使って紐のついたおもりを前後に振り分けながらしばし実演。昔はこうして俵や農家が使う様々なモノを編んできたのだ。
デモンストレーションの後、 家紋の版の作り方の説明。簡単な家紋もあれば、複雑な家紋もあり、作業時間にばらつきがあった。そのために、刷る場所が混雑せずに済んだ。
切り抜いた版をすだれにスプレー糊で接着して黒のスプレーを吹きかけるのだが、版の下からスプレーが入り込んできれいに刷れない参加者もいたが、それぞれがまずまずのできだったように思う。
区民や建築士会の会員やそれぞれの家族が一つのことに取り組む姿は尊いと思う。また、参加費無料で西日を遮る実用的な家紋入りすだれを作れたのだから、一石二鳥だ。まずまずの行事だった。
私も早速、玄関に吊してみた。西日の強い9月頃まではこのままにしておきたいと思う。玄関の雰囲気が少し変わったように思う。
(日記 午前8時過ぎから正午まで、県の土木部住宅建築課と建築士会勝山支部の共催、区の協力による『家紋入りすだれ』作り。午後は、創作紙芝居『親鸞聖人物語』の絵の補充と仕上げ。途中で図書館へ行き、親鸞関係の資料を借りてきた。午後5時半から、家庭菜園作業。その後、畦の草刈り。夕方からは涼しくなるので作業はしやすくなる。)