三つの言葉
どのようなことであれ、他人にものを頼まれたら次の三つを言えば、簡単に断ることができる。他人から何を求められようと。
「忙しい(時間がない)」、「金(資金)がない」、「人手が足りない」の三つだ。私が言いたいのは、人に物事を頼まれたとき、断る理由等考える必要がないということ。問題はどうしたらできるかだ。
頼まれたことを実行するのは、簡単ではない。「最初の時間がない」だが、もしも、部活の強豪校に「あなたが方は部活だけに一生懸命にならないで、毎日短時間でも奉仕活動をしたらどうか」と言ったらどうなるだろうか。
直接言うか言わないかは別にして、相手から「何をバカなことを考えているのか」と思われるだろう。ところがこれを実行している学校がある。
今夏甲子園で優勝した前橋育英高校だ。寮の周辺のゴミ拾いをするのは日課らしい。優勝した日の翌日も、メンバーはホテル周辺で日課のゴミ拾いを行ったという。
また、こんな話もある。 大会中、宿泊先ホテルの従業員が「部屋がきれい」と褒めていた。寮では選手たちは『部屋の乱れは心の乱れ』と普段から言っているらしい。
『野球部じゃなくて掃除部』という冗談があるくらいらしい。いつも楽しそうで、上級生は偉ぶらず、率先して掃除をしているとのことだ。
「練習が休みの月曜日には、近所の草むしりなどもしているらしい。『地元に愛されるチームにしたい』という思いがある」というのだ。
忙しいというのなら、いくらでも断れる。問題は、やる気と監督や選手の想いだろう。彼らは、もし甲子園で優勝しなくても、大きな物を部活動で得ているように思う。
きっと、野球の神様が見ていたのかも知れない。私も現職時代、よく後輩達に言ったものだ。「もしもやった方がよいというのなら、断る理由を探すのではなく、どうしたらできるかを考えることだ」と。難しいことだが。
(日記 午前中、大根を植える場所を耕した。秋の大根は本当に美味しい。小さい頃は、「すぐり菜」をおひたしにすれば美味しい。少し大きくなったら、アゲとしっよに「味噌煮」にすれば最高だ。大きくなったら、おでん、大根の煮染め、焼き揚げおろし、漬け物、インスタントキムチ。午後は、『爺ちゃん勉強』の計画表作り。その後、事務所の片付け。久々のハワイアンギター練習。午後7時から、第1回目の猪野瀬文化祭実行委員会。その後、区長会。結構忙しい一日だった。)