今日は『はげっしょ鯖』を食べる日
大野市のショッピングセンターから、「はげっしょ鯖」についての紙芝居を作ってほしいと頼まれていたが、今日がそれを演じる日だ。午前8時に家で一回練習して、午前9時過ぎに準備をして大野市のショッピングセンター「ヴィオ」へ向かった。
今日は、大野市の開成保育園の年長組が社会勉強をかねて、紙芝居を見たり、鯖焼きを見たり、焼き鯖を試食したり、奥越明成高校の生徒が考案した「鯖バーガー」を試食したりと盛りだくさんの体験をするのだ。
子どもたちが、「ヴィオ」のホールへ到着したので、例によって先ず、手遊びで雰囲気を盛り上げた。その後、「鯖」と「半夏生(はげっしょ)」について簡単に説明。
そして、いよいよ今日の本番の創作紙芝居『大野はげっしょ鯖物語』を演じた。これも例によってギターで音楽を入れながら紙芝居を演じた。セリフも二人で分担した。
子ども達は、比較的集中して紙芝居を見てくれた。子どもたちに理解できたかどうかは分からないが、少しは理解してくれたのではなかろうか。童話や民話ではないので少しは話が難しいがやむを得ない。
その後、子どもたちは鯖焼きを見に出かけた。「奥越明成高校の生徒がやってくるまで時間があるので何かをやってほしい」と頼まれたので、手遊び歌『大きくなったら何になる』を子どもたちと一緒に歌い、子どもたちに「大きくなったら何になる?」と尋ねた。
多くの子どもが、「ケーキ屋さんになりたい」、「サッカー選手になりたい」、「野球選手になりたい」などと元気よく手を上げて応えてくれた。中にはアニメのキャラクターになりたいと答える子どももいた。
その後、「前へ出て歌いたい人いませんか?」と呼びかけると、沢山の子どもが手を上げてくれた。一人一人前へ出て数人に歌ってもらった。子どもたちのつぶらな瞳を見ていると心が洗われる思いだった。
午前11時半からは、大人を対象に再び紙芝居を演じた。その後、事務所でヴィオのイベント担当者と雑談をした。そのなかで「販売促進だけを考えるのではなく地域に貢献したい」と述べておられたのが印象的だった。
鯖を買って帰るとき紙芝居を見て下さった女性が「紙芝居、よかったですよ」と声をかけてくれた。これだけでもありがたいと思った。保育園児ともふれ合うことができて楽しい一日だった。
(日記 午前中は、ショッピングセンター『ヴィオ』で創作紙芝居の初演。午後は少し休んで和太鼓の曲作り。あっという間に一日が過ぎた。)