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子育ては楽しいと感じられるか

06 6月

子育てマイスター活動
  柄でもないが「子育てマイスター」として、市民交流センター大ホールで『紙芝居とお話』コーナーを担当することになった。考えてみれば一番難しい「出番」である。それは〇歳から2、3歳児ぐらいまでの子供とその保護者が参加しておられるからだ。

二人で先ずは手遊び。

  0歳から1、2歳の幼児と保護者を同時に相手にして何かを話すことは、私にとってはとても難しいことだ。私は、紙芝居を作ってはいるが、これは5~6歳児から小学年の児童、または、大人の集団なら話すことはいくらでもあると思う。しかし、焦点の定まらないところで何かをすることは本当に難しい。

 ところで、子育てを終えてみると、あの頃が懐かしい。どこへ行くにも家族が行動を共にした時代がなつかしい。ところで今のお父さんやお母さんは子育てを楽しんでいるのだろうか。それとも追われているのだろうか。

  二人の夫婦が一生に産む子供の数が1.4人を辛うじて超えたという。この数を増やすことは簡単ではなかろう。保育所を充実させたり、医療費を無償化したり、教育費を軽減すればこの数は増えるのだろうか。必ずしもそうはならないだろう。

  一日の生活サイクルを考えると、保育園から子供を引き取った後、就寝までの短い時間に食事の準備と後片付け、入浴、洗濯などの家事と子育てでてんてこ舞いになってはいないだろうか。余裕を持って子供に接することができているのだろうか。

幼児相手に手作り紙芝居を披露。

 共稼ぎの場合には忙しくて目が回りそうではなかろうか。子育ての時期には自分の時間を持つことなど不可能ではなかろうか。子育てだけは、誰かに預けっぱなしというわけにも行かないだろう。

 子育ての経済的な面や保育の面だけを改善しても、子供を増やすまでには行かないのではなかろうか。保護者の働き方を社会全体で考えなければ出生率の向上は望めないような気がする。難しい問題だ。

(日記 午前9時半過ぎに自宅を出て市民活動センターへ向かった。『勝山市地域子育て支援センター』の『子育て広場』で紙芝居や子育てについての話をするためだ。『お手伝いと役割分担』というタイトルで作った保育紙芝居を家内と二人で演じた後、少しだけ子育てについての話をした。午後は、少し休んで竹のプランター作り、そして家庭菜園作業。梅雨といいながら、雨がほとんど降らないのでショウガに水を撒いた。ところが、通り雨。昨日は午前2時まで紙芝居作りをしていたので、今日は身体が重かった。)

 
 

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