RSS
 

桜の下で銭太鼓

14 4月

親鸞聖人ゆかりの寺で
  親鸞上人ゆかりの寺であり、浄土真宗・中興の祖「蓮如上人」ゆかりの寺でもある『大谷山興行寺(永平寺町)』の春祭りに、私たち銭太鼓保存会が招待された。私の村の7割ぐらいはこの寺の門徒だ。私は別の寺の門徒だが。

『片瀬豊年ばやし』を演ずる保存会のメンバー。

  今日は晴れていて春祭りにはうってつけの日だった。直前三日の練習で今日の舞台に臨んだ。午前11時に車に分乗して、興行寺へ向かった。この寺には樹齢400年あまりの「しだれ桜」があるのだ。

  地域の人の話によると、「一週間遅かったのう」と言うことだった。確かに「しだれ桜」の大木は、すでに花が散り葉桜になりかけていた。舞台の背景にある小さな別の「しだれ桜」は満開であった。この寺に到着すると、ハープと琴の演奏が行われていた。

  その後、私たちの出番となった。普段は別々に演ずる2曲を1曲にまとめた特別バージョンで演じた。一つは「餅つき芸」、もう一つは「米俵芸」だ。私も、普段は「お面」を使うのだが、今日は忘れてしまって素顔で演じた。

『片瀬豊年ばやし』の挿入芸「米俵による力比べ」。

  うららかな春の太陽の下、まだ残る桜の花の咲く木の下で、気持ちよく、楽しく演ずることができた。まだまだ年季が入っていないが、少しずつは郷土芸能らしくなってきていると思っている。

  来月は、福井市の木田神社の大祭で演ずることになっている。オリジナルにしてから、三年あまりが経ち、あちこちから声がかかるようになった。自分で作った曲なので、臨機応変に出番に合わせて歌詞を変えたりすることができる。

  今日も、この寺を歌詞の中に入れて、2回歌った。東日本大震災復興ソングの「花は咲く」ではないが、季節が巡れば、何があろうと花々は咲くのだ。そんな花のけなげさ、強さに私たちは学ぶことが多いのではないだろうか。楽しく充実した一日だった。

(日記 午前10時半、集会場に集まり少し銭太鼓の練習をして、車に分乗して永平寺町の「興行寺」へ向かった。春祭りに、私たち、銭太鼓保存会が出演するからだ。午後12時半頃、桜の木のそばにある特設ステージでいつもの『片瀬豊年ばやし』を演じた。楽しく演技をすることができた。帰宅して、勝山の弁

上段は、『片瀬豊年ばやし』の歌い手(家内他二人)と女踊りの皆さん。下段は「餅つき芸」のスナップ。

天河原の桜を見に、家内と二人で出かけた。帰宅して、家庭菜園へ。エンドウやイチゴなどに追肥した。午後5時半から孫達とウェブカム(テレビ対話)。明日から始める遠隔家庭教師!?『じいちゃん勉強』の打ち合わせ。今のうちに、孫達の勉強を応援できればと思っている。少しでも孫達の役に立てば、私としては本望だ。果たして、どうなることやら。楽しみではある。)

締太鼓を叩くのは私。全ての写真を私のカメラで興行寺の若様が撮ってくださった。感謝。

 

勝山の桜の名所、弁天桜で。

 

『じいちゃん勉強』のパソコンテスト。横浜に住む孫が国語の本を読んでくれた。近くにいるような臨場感があった。

 
 

Leave a Reply