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04 4月

桜前線到来
  桜の季節となった。福井市の方は満開。勝山の桜の名所、弁天桜はちらほら状態だ。ところで、植物によって花の咲き方はいろいろだ。普通の植物は、葉っぱが出てから花が咲き、芽が出る場合が多い。

  我が家のあちこちにあるチューリップは、芽が出て葉っぱが出て、つぼみができ始めた。中には、咲き始めたものもある。これが普通の花の咲く順番だろうが、桜や梅は、花が先行するのだ。

親鸞聖人が比叡の山に別れを告げ、吉水の禅房で念仏の教えを説いていた法然上人を尋ねられた場面。

  一節によると、風によって受粉するタイプの花は、効率よく受粉するために葉の出る前に花が咲くらしい。虫によって受粉するタイプは、葉ができてから花が咲くらしい。虫が、葉っぱのおかげで安全に受粉できるからだろうか。

  「うそ」という鳥を、昔、飼ったことがあるが、桜の花芽を好んで食べていた。我が家の桜も、雪が多くて餌が不足したときには、「うそ」がやって来て花芽を食べてしまい、まばらにしか花が咲かなかったときもあった。

 桜は、入学シーズンと重なり、日本人にはなくてはならない花になっている。また、散り始めるとまるで雪が降るように、一斉に花びらが空を舞い、これもまた趣のあるものだ。この潔さは武士にたとえられるときもある。

  海外の多くの国は、9月が入学シーズンだが、日本も9月にしたら、日本人にはしばらくの間は馴染めないであろう。入学が、桜と結びつき、動植物の活発な活動の始まる春のイメージとも結びついて来たように思う。

昔懐かしい「ウソ」。確か、雌雄で首の色が異なっていたと思うのだが。

  また、桜の名所は「一目千本」というように、多くの桜の木があるところが多い。しかし、1本桜でも、存在感のある木もある。今年は、そんな桜も見てみたい気がする。

  また、桜は歌にもなりやすい。桜が、卒業や入学と結びついている面もあるからだろうか。その潔さが人を惹きつけるからだろうか。それとも、学校には桜の木が少なくないため、学校と結びついているからだろうか。

(日記 朝一番に、歯医者へ行った。歯は悪くなってもよくなることはない。今になって、もっと大切にしておけばよかったと悔やんでも後の祭り。帰宅して、車の掃除。明日から、2泊3日で孫達に会うためにドライブをするからだ。天気がよいので、外での活動は気持ちがよい。その後、今日のノルマの紙芝居の絵を一枚描いた。)

 
 

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