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敗者復活

17 3月

この言葉で思い出すことは
  「敗者復活」は非常に大切なことだと思う。一度敗者になったら、たった一度の人生で浮かばれないようでは、若者達は新しいことにチャンレンジできないと思う。

  かつてNHK特集で「シリコンバレーの挑戦者」という番組が放映された。私は、この番組が気に入って番組全てを文字化し、動画から静止画を切りだし、挿絵までつけて冊子にした。そして、これを仲間内に回覧したことがある。

 その中には、このような部分があった。「シリコンバレーにはIT関係の企業が約8,000あり、約1,000社が毎年入れ替わる」と放送されていた。1,000の会社が廃業となり、約1,000社が生まれるというのだ。

  起業に失敗した者がリスクを取ることがないとも放映されてきた。なぜなら、起業をしたい若者が、投資家に説明し、投資を受けるのだが、投資家の方も事業内容をよく聞き、問題点を指摘し、事業化が可能なら始めて投資するのだ。

  成功すれば相当の利益が得られるのは言うまでもない。従って、投資家と起業を目指す若者が真剣勝負になるのだ。そして、  このような投資家を「エンジェル」と呼んでいた。もしも若者が起業に失敗しても、責任は投資家にあるのだ。

  従って、これまでの日本のように、大金を借りて起業に失敗したら、莫大な借金を抱え、二度と立ち上がれないということはないらしい。こうなると起業に対するチャレンジ精神が起こらない。敗者復活が約束されるのが大切だ。

  一度失敗しても、再びチャレンジすることが可能になれば、いろんなことを起業に結びつけようと若者達が果敢にチャレンジすることになる。この中では、創立間もないグーグルに働く若者達も紹介されていた。また、それらを支援するスタンフォード大学の教授達も紹介されていた。

  ところで、このシリコンバレーの発展の礎はヒューレットとパッカードの二人らしい。彼らは、他の学生のように東海岸の企業に進まず、ガレージで小さな会社を起こしたのだ。その小さな会社が、世界でも最大のコンピュータ会社“HP”に発展したのだ。

  私は、今2台のデスクトップパソコンと大小2台のノートパソコン(1台はモバイルパソコン)を使っているが、そのうち3台はHPのパソコンだ。どこかでシリコンバレーと繋がっているのだろうか(冗談)。

 次に、敗者復活というと思い出すのは、安倍総理ではなかろうか。最初の総理の時は、いいところなく終わってしまった。あのままだったら敗者のまま政治家生活を送ることになっていただろう。今回、見事に返り咲いたというしかない。現在のところ順調。

 “アベノミクス”が公約通りに進むことを祈るばかりだ。真価を発揮するのは、これからではなかろうか。いずれにしても、敗者復活が可能な日本にならなければ、今後の発展はないと思う。

ウオーキングに出かけた平泉寺の菩提林。

(日記 今日は少し時間に余裕があった。午前中は様々な区の種類の片づけと総会資料の仕上げ。午後は、快晴なので、家内と二人で平泉寺方面へウオーキング。県外からの観光客もかなり来ていた。帰りにかの有名なソフトクリームを買おうとしたが長蛇の列であった。帰宅すると、長女の家族が恐竜博物館へ来た帰りに寄っていった。)

 
 

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