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防犯カメラの時代

04 3月

驚くべき時代の変化
  何気なくてテレビを見ていたら、『クローズアップ現代』で「防犯カメラ」や「盗聴」の話をしていた。まだまだ、こうした防犯カメラは増えるだろう。一つ間違うと、プライバシーの侵害になりかねない。その扱いには慎重でなければならない。

 我々の子供の頃はどうだっただろうか。先ず、戸締まりはしなかった。というのは、ツバメが出入りするからだ。外出する場合でも、玄関の戸を30㎝ぐらいは空けておいたものだ。

 他人にものを盗まれるという心配はそんなになかったのだ。隣近所の関係は、今よりも遙かに密であった。戦後の貧しい時期だったので、田舎では隣近所と仲良く暮らさなければ事がうまく運ばないという事情もあった。

勝山特産の水菜にビニールをかけた。隣の畝にはかけなかった。成長をずらすためだ。水菜は春の味だ。早く大きくなってほしい。

  「結」という助け合い、「もらい風呂」などの生活の知恵、「お裾分け」という分け合い、そうした中では人のものを盗むのはよくないことだと誰もが分かっていたのだろうか。

  また、車の鍵も同様だった。どこで車を止めても鍵などかけることはなかった。福井で止めようと勝山で止めようと、ドアの鍵はかけなくてもモノを盗まれることがなかった。

  今では考えられないことだ。のんびりしたものだ。その後、村の中でも、盗難の被害に遭う家が増えてきて、戸締まりをしなければ外出できなくなった。そのうちに、車も、鍵をかけなければ安心できない世の中になった。

  そして、今は鍵をかけただけでは安心できない世の中になった。最近犯罪が増えてきたように思う。しかし、そう思うが、警察的なデータでは昔に比べると犯罪は減っているということらしい。

  本当にそうだろうか。最近、連日のように理不尽な殺人事件が起こっている。大きくなるまでに、毎日毎日このようなニュースを聞かされ手育った子どもたちは、どのような影響を受けるのだろうか。

 

今年のイチゴは3畝。いよいよ春だ。追肥する家内。いよいよ作業開始だ。

 文明は発達したが、人の心はそうはなっていない。日本もアメリカのように自分を守るためには、銃を持たなければならない時代になるのだろうか。平和を実現するために、核兵器を持たなければならない時代になるのだろうか。

  「防犯カメラ」に象徴されるように、時代は、不信の時代に入っている。物質的に豊かになっても、精神的に貧しければトータルとしては、「貧しい時代」になったと言える。これを打破するのは「田舎力」ではなかろうか。

(日記 午前中、区の会計処理や補助金申請で市役所やJAを回った。午後は、家内と二人で勝山の特産である「かっちゃま水菜」に、成長を早めるためにビニールをかけた。家庭菜園を始めて何十年となるが、初めての経験だ。早く成長してほしい。家内はイチゴにも追肥した。今日は、家庭菜園の仕事始めだった。)

 
 

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