楽しみを仕掛ける
私の考えだが、楽しみを期待しようとするならば、何かを仕掛けなければならないと思っている。何もしないで待っていても、そんなに楽しみは得られないだろう。
今日、午前7時より、『農事組合法人かたせ』から畝を借りる者が集まって、畝の順番を決める抽選会が行われた。抽選は、里芋を植える場所と野菜を植える場所の二種類あった。
私は、来年に向けて、里芋を植える場所を2列、野菜畑を1列借りることにした。今年も同じだった。里芋の畝には、里芋1列半、生姜を半列作った。野菜畑には、ニンニク半列、タマネギ半列を作った。
そして、ニンニクとタマネギを収穫した後、そこに初栽培の秋ジャガイモを植えた。どのような味かは分からないが、秋にジャガイモがとれるとなると、春ジャガイモは来年まで保存する必要がないのでありがたい。
今年もしばらくしたら、来年に向けてニンニクやタマネギ、その後イチゴや水菜、エンドウなどを植えて来年の収穫に期待したい。野菜収穫の楽しみを冬を越えて来春につながっているのだ。
同じように、何かのコンクールに作品を応募したり、3ヶ月、あるいは半年後に完成することを目指して毎日少しずつ何かを作り始めるとか、今までできなかったをこつこつと継続するとか、体を鍛えるとか、いろんなことがあると思う。
いずれにしても、何もしないで成果を期待するのは厚かましすぎるというものだ。私も、近い将来の楽しみのために、無理をせずいろんなことを始めたいと思う。
楽しみの種を播いておくということだ。種を播く行為自体が楽しい。現役時代に比べて時間はあるのだから、何かに的を絞っていろんな種を播いておきたい。結果も大切だが、種を播くこと自体が大きな喜びがあり、結果を待つ楽しみもあるのだ。
(日記 午前中は来年借りる畝の抽選会。その後、里芋の一部を収穫。そして、来年のイチゴを植える場所を作った。収穫までには8ヶ月ほどかかる。8ヶ月後に収穫できることを期待して準備を始めるのだ。畝には、今日も、牛糞堆肥をたくさん入れて耕した。作業は昼までかかった。午後は、少しドラムの練習。親子太鼓の掲示用楽譜書き。午後4時より親子太鼓。今日は新曲を始めた。以前に比べて子供達はマスターするのが早い。見学者も一人いた。親子太鼓の教室は非常に楽しい。子供達の半年後、1年後が楽しみだ。これも種の1つかもしれない。)